チューリップは簡単に育てられると
人気の品種です。
でも簡単だからと言って花壇に植えっぱなしで
勝手に咲くというわけではありません。
放置ではチューリップの花は
綺麗に咲いてくれません。
球根の選び方や肥料や水やりの仕方、
植える時期、植え方のポイントを
しっかりと守れば他の花に比べて簡単に
咲きやすいということです。
ポイントについて分かりやすく
まとめました。
またチューリップは基本的に
寒い地域の方が良く育ち
自然繁殖する可能性が高くなります。
地域別に植える時期の注意点と
自然繁殖させる方法についてもご紹介します。
自然繁殖させるコツは球根の選び方にあります。
どこまで放置できる?最低限○○がカギ!気をつけるチューリップの栽培ポイントは?
最低限守るべき栽培ポイントをご紹介します。
①球根の選び方
球根には健康なものと
状態が悪いものとがあります。
球根を選ぶ時は1つずつ手に取り
良い球根であるかをチェックしましょう。
チェックポイントは3つです。
・球根に傷がついてないか?
・黒点がついてないか?
黒点なら病気に感染している可能性があります。
・ずっしり重く大きく膨らんでいるか?
②肥料のやり方
速効性のある液体肥料を使用します。
スポイトのような形をしていて
土に差して使います。
チューリップの芽が出始めたら
10日に1回を目安に肥料をあげます。
くれぐれも肥料のやりすぎには
注意してくださいね。
球根が腐れる可能性があります。
③水やりの仕方
チューリップは寒くなってから植えつけ
春に花を咲かせます。
ひと冬土の中で育つため
定期的な水やりが必要になります。
やはり水もやり過ぎては
腐れる原因となります。
雨が1週間に数回降るならば
水をやる必要はありませんが、
晴れの日が続くなら水をあげてくださいね。
④植え方
深く植えないことがポイントです。
チューリップの球根は
頭がとがっていますよね。
とがった部分が軽く隠れる程度の
深さに植えるようにしましょう。
深く植えると芽が出ない可能性があります。
地域別で気をつけるのは一体何?チューリップを自然繁殖させる方法はある?
同じ日本でも地域により
かなり気温差があります。
基本的にチューリップの球根は
2ヶ月間寒い気温にさらさないと
花を咲かせません。
チューリップを植えつけるのは
一般的に10月~11月にかけてとなっていますが、
住んでいる地域によって気温差がかなりあるため
肌寒くなって2ヶ月してから植える
ように注意してください。
では次にチューリップが
自然繁殖できるのかについて
お話したいと思います。
自然繁殖しやすいかは
チューリップの種類の選び方と
地域によって決まります。
早咲で原種の球根を選べば
自然繁殖しやすいです。
また太平洋側や気温が暖かい地域では
自然繁殖しにくく
北海道などの寒い地域の方が
繁殖しやすいです。
原種チューリップとは品種改良されていない
野生あるいは野生に近いチューリップです。
もともと野生なので
かなりほったらかしにしていても
自然に繁殖することが多いです。
普通のチューリップと比べて
長さが1/3程度しかありません。
とっても可愛いチューリップです♪
さいごに
いかがでしたか?
初心者でも比較的花を咲かせやすいと
言われるチューリップの栽培ポイントを
ご紹介しました。
どのポイントも難しいことではないので
初めてのガーデニングデビューの人にも
おすすめです。
原種の球根を選べばさらに
栽培が楽になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。