【2021.1.25追記】
シーズン中頑張ってもらった
灯油ストーブはクタクタです。
来シーズンも快適に使うためには
終う前に空焚きするのがポイントです。
空焚きとはしんのお手入れを
しっかりすることを意味しています。
シーズン中活躍した灯油ストーブのしんの中は
不純物でいっぱいです。
そのまま終うと来シーズンの
火力が落ちてしまいます。
灯油ストーブの正しい空焚きのやり方を
分かりやすくまとめました。
空焚きは難しいイメージがありますが
初心者の女性も問題なくできるので
ご安心ください。
ポイントに添って行えば全工程
3時間程度かかります。
結構時間はかかりますが
長持ちさせるためにはしっかりと
空焚きを行いましょう。
また空焚きをする時はにおいが
通常よりかなりきついため
屋外や換気扇を回しながら行うなど
注意点があります。
灯油ストーブ初心者で
空焚きに不安がある人は必見です!
灯油ストーブの正しい空焚きのやり方とは?
灯油ストーブの空焚きすると
しんに残った灯油を燃やしきるため、
しんに溜まった不純物を取り除くことができます。
シーズン中に大活躍した
灯油ストーブのしんにはかなり
不純物が溜まっています。
不純物をたくさん残したまま、
空焚きせずに終うと
来シーズン使おうとした時に火力が落ち、
しんそのものを交換しなければならなくなります。
部品を取り寄せたり取り替え方法も
結構めんどくさいです。
ストーブを長持ちさせ
来シーズンも快適に使うためには
空焚きは必須です。
またシーズン中に最近火力が落ちたな…と
感じた時にも空焚きをすることで
火力を復活させることもできます。
空焚きのやり方を
まとめましたのでご覧ください。
①油タンクから灯油をできるだけ取り除きます。
②ラジオペンチでしんを軽くつぶし、しんを整えます。
③普通に点火し燃料がなくなり火力が弱まるのを待ちます。
④火力が落ちてきたらしんを思いっきり引き上げ
灯油燃料を燃やしきります。
⑤燃やしきったらすぐに消化位置まで
ダイヤルを下ろさずに
2時間ほど放置しておきます。
すぐにダイヤルを下ろしてしまうと
完全に空焚きできないのでご注意くださいね。
灯油ストーブの空焚きにかかる時間と注意する事は?終う前にほかにすべき事は?
灯油ストーブの空焚きにかかる時間は
全工程で3時間程度です。
油タンクに残っている灯油の量が多いほど
火が消えるまでに時間がかかるので
ご注意ください。
さきほど紹介した
④火力が落ちてきたらしんを思いっきり引き上げ
灯油燃料を燃やしきります。
ここまでに1時間程度かかります。
その後、すぐに消化位置までダイヤルを下ろさずに
2時間ほど放置しておかなければなりません。
これらを合わせると
3時間程度となります。
灯油をストーブを空焚きする際に
注意点があります。
普通の点火と違って
空焚きはめっちゃくさいです!Σ(×_×;)
室内の換気の悪いところでは避けてください。
屋外か換気扇を回しながら行うのがベストです。
ただし風が吹くと危ないので
屋外でする時には風が吹いていないかを
確認してからにしましょう。
石油ストーブの芯の替え時や交換方法は?
石油ストーブを使用していると
気になるのが芯の替え時です。
芯は替える必要があるのだろうか?
石油ストーブの芯は消耗品のため
交換する必要があります。
劣化した芯を使い続けると
こんなリスクがあります。
・点火しにくい。
・熱効率が悪くなる。
・変な臭いがする。 など
しかし頻繁に交換するというものではありません。
一般的な芯の替え時の目安は
3〜5年くらいとされています。
石油ストーブの替え芯はどこで買えばいいの?
←このように思われている方も
多いのではないでしょうか。
石油ストーブの替え芯が欲しい時は、
まずは石油ストーブを購入した
店舗にたずねてみましょう。
ほとんどの場合、
購入した店舗で替え芯を
購入することができます。
もしも取り扱いがなければ
メーカーに電話すると
取り寄せることができます。
人気機種の石油ストーブならば
大型のホームセンターやネットショップで
販売されている可能性が高いです。
☆トヨトミ 石油ストーブ用替え芯 (第23種) TTS-23
替え芯が手に入ったらいよいよ交換です。
石油ストーブの芯を交換する時に
注意しなければならないことがあります。
石油ストーブに適した芯を使わないと
火災や事故につながるリスクがあります。
芯の種類は実に様々です。
説明書を読んで、
機種に合う芯を選ぶようにしましょう。
家にあるものを確かめずに使うのは絶対にNGです。
では次に石油ストーブの芯を交換する方法を
ご紹介しますね。
交換するために揃えておくべき物はこちらです。
【必要な物】
・替え芯
・軍手
・ペンチ
・ドライバー
・スパナ
【交換方法】
①燃焼筒とタンク、つまみを
ストーブ本体から取り外しましょう。
②ストーブの下部を上にしてネジを外します。
③持ち上げて上部と下部を分離します。
前方に傾けると分解しやすいです。
④芯案内筒のネジをゆるめて、
芯案内筒リングを分離させます。
⑤芯案内筒のボルトをゆるめ、
ボルトを取り外します。
⑥ペンチで筒を抜きます。
⑦芯押さえに新しい芯をしっかり食い込ませます。
⑧芯案内筒→芯案内筒リングの
順で取りつけましょう。
⑨元の形に組み立て直したら芯の交換は完了です。
石油ストーブの手入れの仕方とは?
石油ストーブには手入れが必要です。
使い始める前と普段のお手入れとに分けて
ご紹介しますね。
【使い始める前のお手入れ】
寒くなったからそろそろ
石油ストーブを使おうかな。
物置きから出してきてすぐに使うのはNGです。
火がつきにくかったり、
灯油のにおいがきつすぎることが
あるためです。
まずはじめに空焼きをしましょう。
風の吹かない室内で
換気を良くした状態で空焼きを行います。
新しい灯油を入れたら
すぐに火をつけずに
20分以上待ってからつけるのもポイントです。
時間を置くことで芯に灯油が浸透し、
火がしっかりとつきます。
【普段のお手入れ】
寒い年ならば、
数ヶ月間使うこともある石油ストーブ。
ちょこちょこ手入れをすることで
長持ちさせることができます。
手入れといっても
手軽にできるものなので
習慣にしましょう(^^)
普段のお手入れとしては、
石油ストーブの外側についた
ホコリや汚れを取り除くだけでOKです。
柔らかい布でふきとりましょう。
ホコリを取りたい時は
ハンディータイプの掃除機を使うと
簡単にきれいに取り除くことができます。
さいごに
ちょっと危なそうに思える
灯油ストーブの空焚きですが、
実際やってみると簡単です。
空焚きするのとしないのとでは
来シーズンの火力が明らかに違います。
時間はかかりますが
しっかりお手入れをしてから
終うようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。