Apple Storeから送られてきたかの様な「異常のお知らせ」という内容のメールは…
「Apple」を装った詐欺メールです。
クリックを求める内容ですが、クリックしてしまわないよう気をつけてください!
この記事では「異常のお知らせ」と言うメールの怪しいポイントを解説します。
メールを受け取ったあなたの不安を少しでも解消できれば幸いです。
最近詐欺メールが多くて参っちゃいますよね?
面倒でもセキュリティ対策はキッチリしといた方がよさそうです。
定番のセキュリティソフト ノートン 360 とかESETセキュリティソフト なんかを導入しておくといいですね!
「異常のお知らせ」のメールの怪しいポイント
1.宛名が個人宛てではない
メールをよく見てみると、個人へ向けた宛名がありません。
本当にアカウント情報の更新が必要であれば、あなたが「誰」なのか知ったうえで連絡するはずですよね?
ところが、メール本文では「お客様」と言う表現になっています。
詐欺メールの送り主はあなたのメールアドレスしか知らないので、宛名を記載できないのです。
2.差出人のメールアドレスのドメインが怪しい
差出人をタップしてメールアドレスのドメインを確認すると…
「@ amazon.co.jp」
となっています。
Appleからのメールのドメインには「apple」が含まれるんですよね。
Appleのサービスなのにドメインに「apple」が含まれていないのは怪しいですよね。
3.メールに記載されているURLのリンク先がおかしい
今回のメールにあるリンク先のURLが「917ryifgf.com」になってました。
AppleのURLには「apple.com」が含まれているはずなのに です。
PCでメールを開いて、カーソル(矢印)をURLに重ねると、画面の左下にリンク先のURLが表示されます。
書かれているURLとリンク先が違うなんて、怪しすぎますよね。
URLをクリックしなくても、確認できますので試してみて下さい。
メールをクリックせず、アプリなどから確認しましょう!
誰かがあなたのAppleアカウントを確認するかのような今回の詐欺メール。
メールをクリックせずに、Appleの公式ホームページなどからログインして状況を確認してくださいね。
PCから確認する場合は、いつも使っているブラウザのブックマークからなど信頼できるサイトからログインしてくださいね。
詐欺メールを見ても、慌てずに行動してくださいね!
実際に個人情報などを入力してしまったらどうすべき?
実際に誤ってカード情報や住所、名前、電話番号を入力してしまった場合…
まずはカード会社に連絡しましょう!
カード会社に連絡することで、カード会社が対応してくれます。
注意点が1つあります
クレジットカードの裏面にサインがないと不正利用されても保障されない可能性があるので、必ず署名してくださいね!
正直なところ、住所や名前、電話番号を入力してしまった後にあなたに出来ることはほとんどありません。
個人情報が漏れたことで、新たな迷惑メールや不審な電話に気を付けるくらいです。
クレジットカードの利用を停止することが、あなたができる数少ない手段なんです。
個人情報入力後に不審なメールであると気が付いたら、すぐにカード会社に連絡してくださいね。
「異常のお知らせ」の内容
メールタイトル:
異常のお知らせ
メール本文:
Appleサポートセンターより、重要なお知らせです
近日、一部のAppleアカウントにおいて、不正アクセスの疑いが報告されております。アカウントの安全を最優先に考え、お客様のアカウントが関与していないか、定期的にセキュリティ確認を行っていただくことを強く推奨いたします。
お手数ですが、次の手順に従い、アカウントのセキュリティを確保してください
Apple Storeにサインイン(←リンク解除してあります)
公式のApple
Appleアカウントから一時ログアウトを行います
ID管理ページにて、パスワードの更新を行ってください。新しいパスワードで再ログインを行ってください。万が一、ログインやパスワード変更に関して問題や疑問が生じた場合は、公式サポートまでお問い合わせください。
Appleサポート
「異常のお知らせ」は詐欺メール!まとめ
詐欺メールを疑うポイントは3つ
- 宛名が個人宛てではない
- 差出人のメールアドレスのドメインが怪しい
- メールに記載されているURLのリンク先がおかしい
Appleなどの大手のサイトから、怪しいメールが来たら不安になってしまいますよね。
どうしても心配なら直接Appleに問い合わせしましょう!
いきなりメールからクリックしないように!
心当たりのないメールが来た場合は、まずは宛名や差出人のメールアドレスをしっかり確認してみてくださいね。