らっきょうは一般的に苗ではなく球根の状態で販売されています。
らっきょうの球根の販売時期は7月〜8月頃でホームセンターでも購入することができます。
らっきょうは栽培がそれほど難しくないので園芸初心者にもおすすめです。
今回は、らっきょうの苗の販売時期や販売店、苗の育て方をご紹介します。
らっきょうの苗の販売時期や販売店
![](https://i0.wp.com/tajisai.net/wp-content/uploads/2023/12/見出し1らっきょう.jpg?resize=640%2C362&ssl=1)
らっきょうは苗ではなく球根が売られているのが一般的です。
らっきょうの球根を植え付けるのに適した時期は8月下旬〜9月下旬頃です。
球根が出回る販売時期は7月下旬頃からです。
らっきょうの球根はホームセンターでも買えるのでこの時期に店舗をのぞいてみるのがおすすめです。
ホームセンター以外では園芸店や種苗店、JA販売所、通販サイトなどで苗の取り扱いがあります。
らっきょうの球根を買うなら状態をチェックできる実店舗が私としてはおすすめです。
表面に傷が入っていない球根を選ぶのがポイントです。
らっきょうの苗の育て方
![](https://i0.wp.com/tajisai.net/wp-content/uploads/2023/12/見出し2らっきょう.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
らっきょうの苗の育て方のポイントを項目ごとにご紹介しますね。
【栽培環境】
らっきょうの苗は畑やプランターで栽培することができます。
良いらっきょうを収穫するためには栽培環境を整えることが大切です。
日当たりと風通し、水はけが良い場所が栽培に適しています。
【球根の植え付け方】
らっきょうの球根を購入したら子球に分けておきます。
3cm〜5cm程度の深さを10cm〜15cm間隔で掘っておきます。
その穴に子球を芽が出る方が上になるようにして植え付けます。
球根の植え付けが完了したらたっぷり水やりをしておきましょう。
【水やり】
球根を植え付けた時にたっぷり水やりをします。
その後は土の表面が乾いたタイミングで水やりをしましょう。
【肥料】
らっきょうは丈夫で痩せた土でも育ちます。
毎年野菜を栽培しているような肥えた畑で育てる場合は元肥を施す必要はありません。
そうではない場合は球根を植え付ける前に元肥を施しましょう。
葉の色が不健康な場合は2月〜3月頃に追肥を施します。
【病気・害虫】
らっきょうは連作障害を起こしにくいので同じ場所でも続けて栽培することができます。
らっきょうを栽培する時は次のような病気や害虫に注意が必要です。
(病気)
・灰色かび病
・さび病
・軟腐病 など
(害虫)
・アブラムシ
・ネダニ
・ネギハモグリバエ
・ネギアザミウマ など
風通しや水はけが悪い土で栽培すると病気や害虫の被害を受けやすくなります。
まずは病気や害虫を予防するために環境栽培を整えることが大切です。
もしも病気や害虫が発症したら適切な方法で被害が拡大しないよう早めに対処するようにしましょう。
【灰色かび病】
初期の段階で病気を見つけられたら薬剤で被害が広がるのを食い止めることができます。
灰色かび病にかかってしまった部分は回復しないため切り落として処分します。
【さび病・軟腐病】
薬剤の散布が効果的です。
【アブラムシ】
薬剤の散布ではない方法でも駆除することができます。
・テープでペタペタアブラムシを押さえて取り除く。
・牛乳スプレーをふきかけて窒息させて駆除する。 など
【ネダニ・ネギハモグリバエ・ネギアザミウマ】
薬剤の散布が効果的です。
さいごに
今回ご紹介したようにらっきょうは苗ではなく球根が販売されていることが一般的です。
らっきょうは丈夫で手間がかからないため栽培は難しくありません。
表面に傷が入っていない健康な球根を手に入れてらっきょうの栽培にチャレンジするのはどうでしょうか。
自分で栽培したらっきょうで作るらっきょう漬けの美味しさは格別です(^.^)♪
最後までお読みいただきありがとうございました。