生活保護費として支払われる住宅扶助で
家賃以外の更新料もまかなわれるのでしょうか？
アパートを借りるとなると
毎月の家賃以外にも
出費が発生することがありますよね。
2年に1度発生する更新料も
生活支援課の職員に認められれば
生活保護費として支給されます。
その他に住宅の修繕費や引っ越しにかかる費用も
認められれば支給されます。
アパートを借りる時に必要となる保証人も
見つけることができなければ
家賃保証会社があなたの保証人になってくれます。
家賃保証会社に支払う手数料も
生活保護費から支給されます。
さて都道府県ごとに
家賃の上限が定められています。
都会や田舎、家族構成などにより
上限は異なります。
上限を超えてしまうと
生活費の中から支払わなければなりません(>ω<)
また生活保護費として支払われる家賃は税金です。
間違っても滞納などしないようお願いいたします。
万一滞納してしまったら担当職員に事情を話し
大家さんに必ず支払う
姿勢を見せるようにしましょう。
生活保護でまかなえるのは更新料だけ？保証人がいない場合は？
生活保護費は8つの項目に分かれています。
必要に応じて世帯単位で与えられます。
①生活扶助
②住宅扶助
③教育扶助
④医療扶助
⑤介護扶助
⑥出産扶助
⑦生業扶助
⑧葬祭扶助
多くの人に関係するのが
生活扶助と住宅扶助です。
基本的に生活扶助は
日々の生活費をまかなうものです。
住宅扶助は毎月の家賃をまかなうものです。
必要に応じて認められた場合に
次の費用も支給されます。
・2年に1度の家賃更新料
・災害などによりダメージを受けた場合の修繕費
・引っ越し費用敷金礼金や引っ越し業者への支払い
不動産屋への手数料など
家を借りる場合に問題になるのが保証人です。
保証人になってくれる人を
見つけるのは難しいです。
保証人を見つけることの難しさは
生活保護を支給する職員も
十分に分かっています。
（生活保護を決定するのは
役所の生活支援課の職員です。）
生活保護を受けるには
事前審査や調査があります。
その時に担当職員が
親族に支援できないか用紙を送っています。
この時に絶縁状態にあるからなどの理由で
支援することを断る親族が多いです。
担当職員も保証人になってくれる親族が
いないことを把握すれば
家賃保証会社に頼むことを認めてくれるはずです。
家賃保証会社は手数料を支払うことで
家を借りる時の保証人になってくれます。
この時に家賃保証会社に支払う料金は
保護費から支給されます。
生活保護費で支払われる家賃の上限額はどれほど？もし滞納してしまったら？
引っ越し費用や家賃の更新料は
必要に応じ必要な額支給されます。
毎月支給されるのは毎月の家賃代のみです。
管理費などは生活扶助の中から
支払わなければなりません。
家賃の上限は都道府県によりかなり差があります。
都道府県により住宅事情が大きく異なるからです。
田舎なら4万円くらいでも
けっこう広い家に住むことができます。
都会ではワンルームでも5万円はしますよね。
家賃が高い東京都の上限は53700円です。
それに対し家賃が安い島根県の上限は35000円です。
ただし家族構成や家庭の状態により
特別基準額なるものが定められています。
家族の人数が2人以上だったり、
家族に障害者がいる場合などが該当します。
さて生活保護費として支払われる家賃は
税金でまかなわれています。
家賃として支給されたものを
家賃以外に使用しないようにしてください。
万一滞納するようなことがあれば
必ず生活支援課の担当職員に事情を話し
大家さんに必ず支払うことを約束してくださいね。
厳しいことを言いますが
家賃を滞納してもなんとかなるなど
甘い考えは捨ててください。
さいごに
いかがでしたか？
生活保護の住宅扶助についてご紹介しました。
参考になれば幸いです(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
