ワイドショーなどでも隣人トラブルは
取り上げられるようになりました。
今や隣人からの絶えない嫌がらせは
社会問題になっています。
中には警察に何度も相談していたのに
警察が思うように動いてくれず
最悪の事件が起きてしまったケースも
多々あります。
警察に被害届けを出しても
証拠が不十分だと思うように動いてくれません。
警察を動かすには
絶対に必要なのは証拠です。
防犯カメラやボイスレコーダーなどを
使っての証拠の集め方についてまとめました。
また名誉毀損で相手に慰謝料を請求したい時の
相談相手となる弁護士とどのような段取りで
準備を進めていくかについてもご紹介します。
隣人からの嫌がらせで警察を動かすには必ず証拠を確保することが第一!その証拠を押さえる手段の種類は?
器物損壊や不法侵入の事実があれば
違法行為に該当するため犯罪として
警察は動いてくれます。
また騒音や誹謗中傷も度を越せば
条例違反や名誉毀損として
認められる場合があります。
違法行為や条例違反、名誉毀損として
認められるには十分な証拠を
確保しなければなりません。
隣人トラブルに巻き込まれている時は
相手には直接関わらずに
十分な証拠を集めて警察に行くのがベストです。
隣人が庭に入っている、
大声で怒鳴ってドアを叩いている場合は
その場で警察を呼びましょう。
証拠を残すものには
防犯カメラやボイスレコーダー、
ノートを使った記録などがあります。
証拠の集め方についてまとめましたので
ご覧ください。
【防犯カメラ】
防犯カメラの映像が違法行為や迷惑行為の
決め手になることが多いです。
証拠不十分にならないように
顔や動きが鮮明に撮れる
防犯カメラを設置する必要があります。
警察に提出する時には
いつ誰がどこから撮った映像であるのかを
示せるようにしておきましょう。
裁判に発展した時は
裁判所にも提出する映像となりますので
データを失わないよう
管理に気をつけてくださいね。
【ボイスレコーダー】
ボイスレコーダーは電話の声を録音したり
直接相手の声を録音する時に役に立ちます。
直接話している時にスマホで相手を
撮影するわけにはいかないですもんね。
警察に提出する時には
誰がいつどこで何のために録音したのかを
示せるようにしておきましょう。
ICレコーダーを使用する場合は
音声データをPCにコピーできるものがよいです。
【ノートに記録をつける】
単独の証拠としては弱いですが
防犯カメラやボイスレコーダーなどの
証拠を裏付ける大切な情報になります。
いつ誰がどんなことを言ったのか?
どんなことをしたのか?を
記録に残しておきましょう。
隣人の嫌がらせに対して慰謝料請求したい場合は警察でいいの?相談できる相手は?
度を越した誹謗中傷や嫌がらせを受け
日常の生活を送れないまでに追い詰められた場合、
相手に慰謝料を請求するという権利があります。
慰謝料を請求する時は
警察ではなく弁護士に依頼します。
その時に必要となるのが
相手が誰であるかと嫌がらせの証拠です。
嫌がらせの証拠が揃ったら
相手と慰謝料について話し合いが行われます。
証拠が十分でないと慰謝料が認められないため
先ほど紹介した方法で
しっかりと証拠を残しておきましょう。
また普段から町内会の人や民生委員さんなどに
相談して情報を共有しておきましょう。
さいごに
いかがでしたか?
隣人トラブルで大切なのは
嫌がらせの証拠集めと町内会の人など
第三者としっかりと情報を共有しておくことです。
相談することで貴重な情報を得ることもできるし
力強い味方になってくれるはずです。
トラブルに巻き込まれている時は
慌てず冷静に対処していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。