【2021.11.20追記】
テレビを1日5時間以上見る人は
死亡リスクが2倍以上!?
テレビから有害物質が出ている?
テレビから寿命を縮める有害物質が
出ているというわけではなく、
テレビを見る時の姿勢が関係しています。
テレビを見る時はほとんど動くことなく
座りっぱなしが多いですよね。
長時間座りっぱなしが
死亡リスクを高めているのです。
その他にもテレビばかり見ていると
考える力がなくなるとよく言われますよね。
テレビは情報を一方的に受けとるだけなので
脳が考えることやめてしまうからです。
何も考えずに暇だからと
ダラダラ何時間も見続けている人は
危険ですよ。
今すぐ生活習慣を見直しましょう。
テレビは見たい番組だけ見て
あまった時間は何か自分から発信する時間に使い
脳を活性化させましょう。
死亡率が上がる!?長時間テレビを見ることは脳にどのような影響が?
冒頭でテレビを1日5時間以上見る人は
死亡率が2倍以上になる!?と
衝撃の事実を書きました。
これは大阪大学大学院の研究グループにより
明らかになった事実です。
テレビを1日5時間以上見る習慣が
肺塞栓(はいそくせん)につながり
深刻な場合死亡するケースがあるとのことです…
肺塞栓とは肺の血管に血栓が詰まることで
血管が塞がれ、肺に血液が流れなくなる
症状を指しています。
テレビを見ることと一体
どのような関係があるのでしょうか!?
テレビから有害物質が出ていて
肺塞栓が引き起こされる
というわけではありません。
皆さんはテレビを見ている時
どのような状態ですか?
多くの人が座ったまま何時間も
じっとしているのではないでしょうか?
この姿勢こそが肺塞栓の原因です。
長時間座りっぱなしは
下肢や骨盤内の血管に血が溜まりやすくなり、
溜まった血液がドロドロとした固まりになり
肺への血管を塞いでしまうことがあります。
エコノミー症候群と原理は同じです。
地震の時にも問題になりましたが
長期間車上生活が続くことで
下肢に血液が溜まりやすくなり血管が詰まり
死亡するケースがあります。
テレビを見る時は足首を回したり
ストレッチをこまめに
行うようにしましょう。
身体に与える影響だけでなく
テレビを長時間見る習慣がある人は
脳への影響も心配があります。
テレビからは一方的に情報が流れ
私たちはその情報を受け止めています。
ダラダラ見ていると思考力が衰え
自分から発信することが難しくなってきます。
テレビの見すぎで考える力が
全くなくなるなんて怖いことにならないように
しっかりと対策を取りましょう。
まだ遅くない?テレビの見すぎの改善策はあるの?
長時間テレビを見ることは身体だけでなく
脳にも深刻なダメージを与えます。
なんとなくテレビをつけている人は
なんとなくテレビをつけるのは
すぐにやめましょう。
とは言ってもテレビそのものが
悪いというわけではないため
興味があり見たい番組は見てもよいと思います。
見たい番組だけ見るようにすると
色んなことを学ぼうとテレビを見ている時でも
脳は集中します。
テレビを見ないことでできた時間は
脳を働かせる活動を行いましょう!
何か自分から発信する力をつけるために
おすすめしたいのが日記を書いたり
本を読むことです。
読書は一見受動的なイメージですが
読書している時はテレビと違い
頭で映像を想像しながら読んでいるので
脳が活発に動いているんですよ。
裁縫が好きな人は
縫い物もおすすめです。
手先を使うことで脳が活性化しますからね(^^)
脳を衰えさせないためには
脳を使う活動が欠かせません。
テレビの見過ぎが認知症につながる理由とは?
テレビを見過ぎると中年以降に
認知症になるリスクが高まるとの
調査結果が発表されています。
テレビを見ている時、
たいていの人は座っています。
座っている時間が長いと運動不足になりますが
この運動不足が認知機能を低下させる
と言われています。
この他にもテレビを見ている時に
脳が受け身になっていることも
問題視されています。
基本的にテレビを見ている時に
脳は与えられる情報を
一方的に受け取っている状態にあります。
能動的に考えたりしないことから
脳の認知機能が衰えていきます。
テレビの見過ぎで目が悪くなる!
テレビの見過ぎで気をつけなければならないのは
認知症のリスクだけではありません。
大人になってからでも
テレビの見過ぎなど生活習慣が原因となり
視力が低下することがあります。
視力が低下する原因として多いのが
テレビやパソコン、スマホなどの見過ぎです。
テレビを近くで見ていると近視が進み
その結果視力が低下します。
視力の低下だけでなく
ドライアイにも注意する必要があります。
テレビなどの画面を長時間見ると
瞬きする回数が減るため目が乾燥します。
ドライアイは次のような
様々な不快な症状を引き起こします。
・目が乾燥してパサパサする。
・目が疲れやすい。
・目の中がゴロゴロする。
・目が充血する。
・コンタクトレンズをつけると痛みや違和感を感じる。
ドライアイは点眼液などで
治療することが可能です。
しかしながらドライアイが重症化すると
視力低下や目を開けているだけで辛いと
感じてしまうこともあります。
テレビの見過ぎを防止するには?大人向け
テレビを見ることそのものは
決して悪いことではありません。
見過ぎてしまうことが問題です。
でもテレビを長時間見ることが
習慣になっている場合、
何かきっかけがないとなかなか習慣を
断ち切ることができません。
子供であれば親が強制的にテレビを
見せなくするなどの方法があります。
大人の場合は自分で見過ぎないように
しなければならず挫折しがちです>.<
大人向けのテレビの見過ぎを防止する
おすすめの予防法をご紹介します。
①見たいテレビ番組だけを見る。
テレビを長時間見る人の多くが
ただなんとなくテレビをつけて、
なんとなく見ているだけです。
番組表を見て本当に見たいと思う
番組だけを見る習慣をつけていきましょう。
テレビを消している間は
電気代を節約していると考えると
励みになります。
②テレビの置き場所を変える。
リビングや自分の部屋などに
テレビを置いているとどうしても
ダラダラと長時間テレビを見がちです。
テレビの置き場所を変えるだけでも
テレビの見過ぎを効果的に
予防することができます。
テレビを不便な場所に置くと
さらに効果があります。
③早寝早起きの生活習慣に切り替える。
夜遅くまでテレビを見ることが
習慣になっている場合は、早寝早起きの
生活習慣に切り替えるのが効果的です。
④趣味を見つける。
自宅でできる趣味を見つけることも
テレビの見過ぎ予防に効果的です。
手先を動かす趣味ならば
認知機能を鍛える効果も期待できます。
⑤タイマーオフ機能を活用する。
リモコンにタイマーオフ機能が
ついている場合は活用しましょう。
1度テレビをつけると見たい番組が終わっても
消すのが面倒くさく
ついつい付けっ放しにしがちです。
⑥テレビを見た時間を記録する。
レコーディングダイエットという
ダイエット方法があります。
食べたものやだいたいのカロリーを
記録することで食べ過ぎてしまうのを
防ぐ効果を期待できることができます。
レコーディングダイエットが
効果がある理由は客観的に
自分の現状を分析することができるためです。
テレビに関しても見た番組や時間を
記録することで、いかに自分がダラダラと
テレビを見過ぎているかに
気づくことができます。
さいごに
テレビが身体や脳へ与える深刻な影響について
ご理解いただけたでしょうか?
ただしこれは長時間座りっぱなしで見続けた場合で
時間を決めた範囲でテレビを楽しむことには
何の問題もありません。
テレビを見る時は
時間を決めて見るようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。