会社を辞めて厚生年金から
国民年金に切り替わる時に
二重払い問題が起きることがあります。
その他国民年金をまとめて支払ってしまい
その後会社に入り二重払いになったとの話も
よく聞きます。
レアケースではありますが
転職癖のある人は注意が必要です。
実は我が家の旦那は転職癖があり
過去に二重払いになっていたことが
ありましたΣ(゚Д゚)
1ヶ月以内に会社に入る辞めることも
珍しくないため二重払いが起きてしまったのです。
退職した時にもらった給料から
厚生年金が引かれているのを私が見つけたため
急いで会社に連絡し還付手続きを取りました。
厚生年金と国民年金の違いや、
二重払いした時の対処法についてご紹介します(^^)/
厚生年金と国民年金とは?その見分け方をわかりやすく解説!
20歳以上60歳未満の日本国民は
必ず何らかの保険に加入することが
義務付けられています。
そして日本国民は
第1被保険者〜第3被保険者までに分類されます。
簡単にまとめておきますね。
(第1被保険者)
自営業者・農業・漁業者・無職・学生・その配偶者
(第2被保険者)
会社員・公務員
(第3被保険者)
第2号に扶養されている配偶者で
年収130万円以内の人
現在2018年の国民年金の月額は16260円です。
けっこう高いんですよね。
しかも年々高くなっています…(・ัω・ั)
厚生年金の月額は
毎年4月〜6月に支払われた給与と
ボーナスを基に決まります。
保険料は雇用主と加入者が半々で支払います。
国民年金と厚生年金とでは
年金を受け取る時の額が大きく変わります。
年金は2階建てバスとして
例えられることがありますね。
もらえる年金の額を
国民年金加入者はバスの1階部分
もらえるとします。
これに対し厚生年金加入者は
1階と2階部分の
年金の額をもらうことができます。
学生の時に母親から会社員になると年金が
国民年金より多くもらえるよーと
言われていたのはこういう
理由があったんからなんですね。
厚生年金と国民年金が重複してしまうケースは?その際の対処法は?
20歳以上60歳未満の日本国民は年金に加入し
毎月支払うことが義務付けられています。
原則1つの年金に加入します。
ニ重加入はありません。
ところが何らかの理由で
厚生年金と国民年金を
支払ってしまうことがあります。
厚生年金と国民年金の二重払いが起きやすいのは
会社を退職してから国民年金に加入した時です。
つまり厚生年金から国民年金への切り替え時です。
基本的に働いた月の給料から
前月分の厚生年金が天引きされます。
例えば7月の給料から6月分の厚生年金が
天引きされます。
実は厚生年金と国民年金の
二重払いはかなりレアケースです。
1ヶ月の間に会社に入り、
その会社を辞めたとします。
たった1日でも第2被保険者になれば
まるまる1ヶ月分の厚生年金を
支払わなければなりません。
年金は退職した時にもらう
給料から天引きされています。
厚生年金から脱退したら
国民年金に加入しなければなりません。
そうなると月末には
国民年金に加入していることになります。
国民年金も1日でも加入すれば
支払い義務が生じます。
万一二重払いになっていたら会社に申し出て
厚生年金を還付してもらう必要があります。
他にこんなケースもあります。
国民年金をまとめて払っていたけど、
途中で会社に入り厚生年金に
加入していた場合です。
国民年金は前納後納制度があり
まとめて支払うと若干割引があります。
一般的には会社員になってから
1〜2ヶ月後には年金事務所から
還付に必要な書類が送られてきます。
この書類に記入して送り返さないと
還付されません。
2年経つと時効を迎え請求できなくなります(>ω<)
私も一度したことがありますが
3ヶ月くらいかかりました(-.-;)
還付されるにはけっこう待たされると
覚悟しておいた方が良いと思います。
さいごに
いかがでしたか?
国民年金と厚生年金の違いについて
分かりやすくまとめました。
意外とよく分からないんですよね。
厚生年金から国民年金に切り替わる時に
二重払いが分かったら
会社に連絡し還付手続きを行ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。