重曹には、悪臭成分を中和分解し、
いやなにおいを元から除去してくれる
「消臭効果」があります。
重曹の消臭効果は2~3カ月程度持つようです。
また、「吸湿作用」もありますので、
湿気の多い場所のカビ予防にも使えますよ。
消臭のために使用した重曹は、
料理や美容には使えなくなりますが、
掃除や洗濯には使えますので、
捨てずにリサイクルしましょうね。
重曹はなぜ消臭効果があるの?消臭効果の保つ期間はどれくらい?
重曹には嫌なにおいの原因である成分を中和し、
臭いのもとを除去する作用があります。
消臭以外にも、吸湿作用もありますので、
臭い消しだけでなくカビ予防にも使えます。
人体に優しい素材の為、
安心して使えるのが嬉しいですよね。
重曹の消臭効果はおよそ2~3ヶ月程度
と言われていますので、2~3ヶ月おきに
交換するようにしてあげましょう。
また、消臭効果がなくなってしまった重曹も、
掃除に再利用可能ですので、
捨てずにリサイクルしましょうね。
重曹を置くだけで本当に消臭?使い終わっても使い道がいっぱい!
消臭したい場所によって、
必要な重曹の量が異なります。
①ちょっとした場所に→重曹の「消臭袋」
②臭いがキツイ場所に→重曹を容器に入れて「置き型の消臭剤」
①重曹の「消臭袋」
クローゼットや下駄箱、食器棚などの
消臭や湿気取りをしたいという場合は、
重曹で「消臭袋」を手作りして
置いておけば大丈夫です。
作り方は、ハンカチ等の通気性の良い布に、
重曹1/2カップを包み、巾着のような形で
口を紐でしっかり結ぶだけで出来ます。
あとはその重曹入りの巾着を吊るしたり
置いたりするだけで、
簡単に消臭&湿気取りになります。
②重曹を容器に入れて「置き型の消臭剤」
トイレなどの臭いが強い場所の場合は、
蓋を外した口の広い容器に重曹を入れ、
便器付近のスペースに設置しましょう。
また、重曹に好みの香りのエッセンシャルオイルを
数滴垂らすと、芳香剤にも使えますよ。
巾着タイプも容器タイプも、
中身を時々混ぜるようにしましょう。
重曹は空気にふれる部分から
臭いや湿気を吸着するため、
いつも同じ部分のままだと、
すぐに効果が下がってしまいます。
時々かき混ぜながら使えば
2~3ヶ月効果が持続しますので経済的です。
2~3ヶ月経って効果が下がってしまったら、
新しい重曹に交換してあげて下さい。
消臭や湿気取りに使用した重曹は、
下記の方法でリサイクル可能です。
①排水口の掃除
②湯垢・水垢
③油汚れ
重曹は弱いアルカリ性のため、
油や湯垢などの酸性の汚れを落とすのに使えます。
排水口の掃除には、
重曹を100~200g程度使用するので、
一度に多くの重曹を使いたい場合に有効です。
排水口に粉の重曹を100~200gぐらい入れて、
重曹の半分の量の酢を、上からそっとかけます。
そのまましばらく放置した後、
お湯をたっぷり注いでよくすすぎましょう。
排水口が詰まっている時は
重曹で洗っても意味がありませんので、
詰まる前の定期的なお掃除として行いましょう。
その他の方法は、
濡らしたスポンジに重曹の粉を付けて擦ったり、
水にとかし「重曹水」としてキッチンの油汚れや
湯垢・水垢の掃除に使用することも可能です。
まとめ
重曹には消臭効果と吸湿性があるので、
巾着袋にしたり、そのまま容器に入れて置くだけで、
その効果を発揮してくれます。
ただ、重曹の空気に触れる部分だけしか
効果がないので、時々中味を混ぜて、
空気に触れる所を均一に保つ必要があります。
そして、2~3ヶ月で効果がなくなりますので、
新しい重曹と交換するようにしましょう。
また、消臭や吸湿で使用後の重曹も、
油汚れや湯垢などの掃除に再利用できますので、
試してみて下さい。