今回紹介するのは大山犬祭りについてです。
このお祭りの主役は
村を救った1匹の伝説犬”めっけ犬“です。
椙尾(すぎのお)神社の裏山に
かつて棲みついていた化け物を退治した
めっけ犬に由来する300年の歴史をもつお祭りです。
山形県鶴岡市にある大山目抜き通りや
椙尾(すぎのお)神社周辺が
開催場所となります。
庄内3大まつりの1つであるため
当日は交通規制も入ります。
たくさんの人で大変な賑わいを見せます。
大山犬祭りの由来や日程・時間・駐車場情報を
体験談とともに紹介していきます(^^)/
大山犬祭りの基本情報(日程・時間・駐車場情報)!
(開催場所)
山形県鶴岡市
大山目抜き通りから椙尾神社周辺
(開催日時)
6月5日
午前11時30分頃に
JR羽前大山駅から行列が出発します。
総勢1000人による行列とあって凄い迫力です!
行列は次のような順番でやって来ます。
①鶴岡東ブラスバンド
②犬みこし
③ミニからぐり山車
④上頭
⑤ふるまい酒
⑥からぐり山車
当日は総勢1000人による行列の他に
露店が立ち並ぶため飲食の心配はないです。
大山犬祭り当日は会場周辺に3ヶ所
臨時駐車場が準備されます。
①出羽商工会大山支所
羽前大山駅から直線距離で約1kmの
ところにあります。
②大山コミュニティセンター駐車場
通称「大山コミセン」と呼ばれています(^^)
羽前大山駅からは徒歩で約10分です。
③大山公園
上記の2ヶ所に比べると
駅からかなり離れています。
鶴岡駅より湯野浜温泉方面バスに
約25分乗り下車します。
バス停から徒歩で約10分のところに
大山公園があります。
(駐車場情報!)
実際に大山犬祭りに行った人の体験談をもとに
駐車場情報についてまとめました。
@大山公園からだと
お祭り会場まで少し距離があります。
でもその分比較的車を停めやすいです。
また駐車スペースも他の2ヶ所に比べると
広々としているなと感じます。
@出羽商工会大山支所または
大山コミュニティセンターに車を停めると
会場まで近いです。
そのため早く埋まりやすいのでご注意ください。
大山犬祭りの由来や体験談をご紹介!
大山犬祭りの主役は伝説の”めっけ犬”です!
行列の先頭を飾るのもこのめっけ犬です(*´ェ`*)
村を救った伝説の犬ですからね〜
めっけ犬とは
椙尾神社の裏山に棲みついていた化け物を退治し
村を救った伝説の犬です。
大山犬祭りはめっけ犬に由来しており
300年の歴史をもつお祭りです。
めっけ犬にまつわる伝説を簡単にまとめました。
(めっけ犬の伝説)
椙尾神社の裏山に田畑を荒らす2人の化け物が
棲みついていました。
化物が悪さをしないように
村人たちは毎年お祭りの日に美しい娘を生贄として
椙尾神社に捧げなければなりませんでした…
その村をたまたま通った
六部という名の修験者がその話を耳にし
神社の天井に隠れて様子を見ることにしました。
するとこんな会話が聞こえてきました。
「このことは丹波国のめっけ犬に聞かせるな」
(どうやらめっけ犬は化物にとって天敵のようですね。)
その後、化物たちは娘を裂き
それぞれに裂いた娘を持ち帰ったとのことです(>ω<)
化物の会話を聞いた六部は丹波国に行き
めっけ犬を見つけました。
そして美しい娘の変わりに
めっけ犬を籠に乗せ神社に供えました。
化物が籠を開けると
めっけ犬が中から飛びかかってきました!
翌朝、化物たちとめっけ犬が
死んでいるのが発見され、
めっけ犬は村の守り神として
まつられるようになりました。
冷静に考えるとかなり怖い話ですよね…
では次に大山犬祭りに実際に行った人の体験談を
一部ご紹介します。
@初めて大山犬祭りを見に行きました。
行列が想像以上に長く驚きました。
行列の後半ぐらいでは
女性が見学者や山車を運んでいる人達に
お酒を振る舞っていました。
@2階建ての立派な山車でした。
1階には笛や太鼓を演奏する人が乗っていました。
山車の2階部分には人形が置かれていました。
民家やお店の前を通る時には、
山車がわざとぶつかるような素振りをします。
そこに住む人たちは山車に手を合わせたり、
お供え物をしていました。
何か特別なご利益がありそうですね(^o^)
さいごに
いかがでしたか?
山形県鶴岡市の椙尾神社周辺で開催される
犬祭りについてご紹介しました(^^)/
村を救っためっけ犬が主役のお祭りです。
最後までお読みいただきありがとうございました。