へトマト?(@@;)
トマトを投げたりするお祭りではありません。
イタリアのトマト祭りではありません。
長崎県の五島列島にある
五島市に古くから伝わる民俗行事です。
国指定重要無形民俗文化財に登録されています。
へトマトと名付けられた行事、
内容が気になりますね〜
内容はかなり変わっていて一部では
奇祭と呼ばれているそうなんですΣ(゚Д゚)
へトマト基本情報!
へトマトが行われるのは
長崎県五島市にある下崎山町です。
豊かな自然に囲まれた町で海が本当にきれいです!
開催日は毎年1月の第3日曜日です。
へトマトはお正月の行事なんですね〜
へトマトは国指定重要無形民俗文化財に
登録されています。
でもかなりの謎っぷりです(>ω<)
五島市の公式ホームページを調べたところ
次のように書かれていました。
へトマトは豊作・子孫繁栄・大漁をお願いする
小正月の行事である。
それにしても気になるのが
へトマトという名前です。
一体いつ誰がどんな理由で
へトマトと名付けたのかめっちゃ気になります(>ω<)
衝撃の事実が判明しました。
へトマトの起源や語源は
一切分かっておらず不明である。
また内容もかなり独特で変わっているそうです。
未婚の女性が次々ととらえられて
大きなワラジの上で胴上げされるそうです。
こんなお祭り今まで聞いたことがありません。
気になるへトマトの内容について
さらに詳しく調べてみることにしました。
気になる奇祭へトマトの内容とは!?
へトマトは小正月の行事なので
1月の寒い時期に行われます。
祭り当日の午後、白浜神社が始まりとなります。
白浜神社の境内で子供や青年による
「宮相撲」が行われます。
その後、着飾った新婦2人が
酒樽に乗って羽つきをするそうです。
かなり注目を集めるため
お嫁さん達は恥ずかしいのではないでしょうか?(>ω<)
新しく五島市に嫁いだお嫁さんのお披露目という
意味もあるのかもしれませんね。
その後もトライアスロンのごとく
次々と競技?が行われていきます。
身体にススを塗った若者が
激しくわら玉を奪いあったり。
豊作と大漁を願って綱引きしたり。
そしてなんと未婚の女性を
次々にとらえ大きなワラジの上に乗せ
胴上げするのですΣ(゚Д゚)
これも女性にとってはかなり
恥ずかしいのではないでしょうか…
謎の名前。
次々と行われるトライアスロン並みの激しい競技。
へトマトが奇祭と呼ばれる理由が
分かったような気がします(-.-;)
へトマトに実際に参加した人の感想まとめ
けっこう激しい内容のお祭りであるようです。
実際に参加した人の感想をまとめてみました(^^)
■テレビで放送され気になったので
行ってみました。
※「家、ついて行ってイイですか?」で放送
ワラジは3mくらいあり大迫力でした!
重さは350kgもあるそうです。
とらえられた女性の顔に
たくさんススが塗り付けられていました…
■宮相撲の青年団vs消防団の闘いが白熱していた!
しかもお笑いの要素もあり笑えた。
綱引きも男同士の激しい本気のぶつかり合いで
かなりの迫力があった。
■酒樽に乗った新婦2人が羽つき。
5回以上続くと子宝に恵まれると
地元住民の方が教えてくれました。
■へトマトを見るなら顔にススを塗られるのは
覚悟しておかないといけない。
ススが塗られていない人を探す方が難しいかも…
さいごに
いかがでしたか?
かなり謎が多い長崎県五島市に伝わる
へトマトについて紹介しました。
国指定重要無形民俗文化財に
登録されていたり内容もユニークです。
へトマトに参加するなら
顔にスス(しかも大量!)は
覚悟しておかないといけませんね。
でもあまり他県には知られていない
行事だと思います(^^)
これから先もずっと
語り継がれていくことになると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。