桃の花が満開を迎える頃、
山梨県笛吹市では毎年
「笛吹市・桃の花まつり」が開催されます。
その期間は4月1日〜21日までとかなり長いです(@@)
その中で4月1日〜15日まで
行われるのが笈形焼です。
夜になると御室山に巨大な
「笈」の文字が燃え上がると
話題になっています。
一体どれくらいの大きさなのでしょうか?
笈形焼を中心に笛吹市・桃の花まつりの
見どころポイントなどについてご紹介します♪
大迫力の笈形焼きの魅力に迫る!
御室山は山梨岡神社の裏手に広がる山です。
山梨岡神社の所在地は笛吹市春日居町鎮目です。
4月1日〜15日までの期間、
御室山に巨大な「笈」の文字が
バーンと燃え上がります。
その大きさなんですが
なんと1辺400mもあるとのことです。
とは言ってもピンときませんよね(^o^;)
とりあえず想像以上に
巨大な文字だとお考えください。
この文字は火で燃やしているのではなく
電灯を使っています。
山火事にでもなったら大変ですからね(>ω<)
ところでなぜ「笈」の文字なのか
気になりませんか?
この文字には何か重要な意味があるはずです。
笈形焼の由来を調べました。
実は御室山で笈形焼が行われている間、
南に位置する大久保山でも
大文字焼きと呼ばれる
火祭りが開催されているのです。
大文字焼きの1辺は約80mなので
笈形焼の1/5スケールになりますね。
平安時代に寺院同士が争っていたことが
笈形焼と大文字焼きの由来のようです。
つまり北(山梨岡神社)VS南(大善寺)の
権力争いということですね。
かつて山梨岡神社の修験者と
大善寺の修験者が言い争いになり
大善寺側は山梨岡神社の鳥居を
持ち帰り焼き払った。
そして山梨岡神社側は
山伏や修行僧が背負い歩く箱である
「笈」を持ち帰り焼き払ったと
言い伝えられています。
なるほどですね〜(@@)
なので御室山には「笈」の文字が、
そして大久保山では鳥居の形が
燃え上がるというわけなんですね。
実際に笈形焼を見学した人の
口コミをまとめました。
◎前には幻想的な「笈」の文字が、
背後には鳥居の形が浮かび上がります。
近くで見ると大迫力です。
たくさんの見学者が実際に見ると
ものすごく迫力があると語っています。
笛吹市・桃の花まつりの見どころポイントとは!?
さて笈形焼を見るなら
大文字焼きも一緒に見たいですよね。
共演を眺めることができる
スポットが地元では有名になっています。
一宮町にある「見晴らし園」(果樹園)です。
火祭りが行われる夜は
見晴らし園は閉園しています。
見晴らし園の隣に駐車スペースがあり
そこから「笈」の文字と鳥居の形を
眺めることができるようです(^^)
現在この笈形焼は笛吹市・桃の花まつりの
目玉イベントになっています。
最後に笛吹市・桃の花まつりのその他の
見どころについて紹介したいと思います(^^)/
◎笛吹市桃の里マラソン大会
毎年ゲストを迎え
全国各地からランナーが集まります。
大変な賑わいとなるマラソン大会です。
ハーフマラソンや10kmなど
コース選択も豊富であるのも
人気の秘密のようです。
◎川中島合戦絵巻
最終日に行われる最大の
目玉イベントとされています。
武田軍と上杉軍に分かれ
川中島の合戦が再現されるド迫力のイベントです。
総勢1000人もが出演するとのことです。
川中島合戦絵巻は見どころです!
さいごに
いかがでしたか?
笛吹市・桃の花まつりの期間中は
桃の花が満開になるそうです。
笛吹川周辺では扇状地に広がる
桃の花のピンクの絨毯も
名物になっているようです。
桃の花以外にもミズバショウや桜なども
眺めることができます。
とても春らしいお祭りですね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。