今回紹介するのは
日本三大奇祭のひとつである
鍋冠祭についてです。
「なべかぶりまつり」と読みます。
開催場所となるのは
滋賀県米原(まいばら)市にある
筑摩(ちくま)神社です。
開催日は5月3日です。
鍋冠祭保存会のホームページには
可愛いキャラクターが紹介されています(^o^)
それにしても日本三大奇祭と言われるだけあって
内容がとても不思議です。
狩衣(かりぎぬ) 姿の黒い張子の鍋をかぶった
数え年8つの少女8人が約300名の行列と共に
町を練り歩きます。
鍋冠祭の基本情報や由来、
見どころなどをご紹介します(^^)/
鍋冠祭の基本情報!
鍋冠祭が行われるのは5月3日の祝日です。
ゴールデンウィーク中とあって
全国からたくさんの人が集まります。
ユーチューブにも鍋冠祭の大行列の動画が
多数アップされています。
開催場所となるのは滋賀県米原市にある
筑摩(ちくま)神社です。
正午から準備が始まり
行列が始まるのは
午後2時くらいからとのことです。
ゆったりとした感じですね(^o^)
ところで滋賀県米原市と言えば
やはり琵琶湖ですよね〜
筑摩神社は琵琶湖沿いの
筑摩という地域にある神社です。
私も昔参拝に行ったことがあるのですが
割と規模が大きめの神社でした。
では次に筑摩神社への
アクセスをご紹介しますね(^^)/
車で行くなら琵琶湖に突き当たったところに
入江橋交差点があります。
そこを左折すると筑摩神社があります。
ただし筑摩神社に駐車場はありませんので、
バスを利用するのをおすすめします。
バスを使うと磯-1バス停から徒歩約3分です。
磯-2バス停からは徒歩約5分です。
電車を使う場合は
最寄り駅は米原駅になります。
米原駅から筑摩神社までは
徒歩で30分ほどかかります。
駅から筑摩神社までは
タクシーを利用すると便利ですね♪
鍋冠祭の由来は?どのような内容なの?
鍋冠祭は米原市の無形民俗文化財に
指定されています。
鍋冠祭は8世紀頃に始まった
と伝えられています。
鍋冠祭が始まった当初は
かなり奇妙なルールがあったそうです(@@;)
なんと15歳未満の女性が
これまで付き合った男性の数だけ
鍋をかぶらなければならなかったそうです。
そして嘘をつくと天罰が下るとのことです。
江戸時代に嘘をついた少女がいて
天罰が下ってしまい、
その後鍋冠祭は禁止になりました。
でも文化を絶やしてはならぬと反対派が現れ
現在の鍋冠祭が始まったそうです。
8歳の女の子が8人衣装に身を包み行列するのが
現在のスタイルです。
鍋冠祭の内容をご紹介します。
(当日の流れ)
①筑摩蓮沼会館にて正午頃から準備開始
②午後2時頃から行列がスタート
③午後4時頃に行列が筑摩神社本殿に入る。
鍋冠祭の主役は8人の女の子達ですが
なんと行列には300人も参加するそうです!
ところでなぜ鍋をかぶるのか
理由が気になりますよね。
※実際には本物ではなく作り物です。
その理由はいくつか説があるのですが
次の2つが有力のようです。
◎筑摩神社にまつられているのが食物の神だから。
◎筑摩では鍋が特産品だったから。
かなり謎だらけのお祭りですね。
実際に鍋冠祭を見に行った人の
口コミをご紹介します。
@たまたま見た時は
「なんで鍋をかぶってるんだ〜」と
驚きました(^o^)
昔は交際した男性の数だけ
鍋をかぶらせたと聞いてさらに驚きました…
@とにかく行列の長さが凄い!
300人の大行列は迫力がありますね。
町全体がお祭りの雰囲気に包まれます。
さいごに
いかがでしたか?
滋賀県米原市で毎年5月3日に開催される
鍋冠祭についてご紹介しました。
日本三大奇祭とあって
かなり不思議なお祭りですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。