今回ご紹介するのは秋田の鹿島流しです。
秋田県に伝わる伝統行事です。
この伝統行事は地元小学生達に
原形そのままに受け継がれています。
毎年1000人以上の見学者が訪れます。
小学生が小舟を色とりどりに飾りつけ、
武者人形の鹿島さんを乗せて川に流します。
秋田県に伝わる鹿島さんとは?
秋田の鹿島流しとは一体どのような
お祭りなのでしょうか?
秋田の鹿島流しの魅力や日時、
アクセス情報を体験談とともに紹介します(^^)/
秋田の鹿島流しとは?日時やアクセス情報を紹介!
秋田の鹿島流しの開催日は【6月の下旬頃】です。
2017年は6月26日、
2018年は6月22日に開催されました。
金曜日に開催されることが多いようです。
鹿島流しのメインとなる会場は2箇所あります。
大仙市大曲にある丸子川河川敷と玉川河川敷です。
開催時間とアクセスをそれぞれにご紹介します。
【丸子川河川敷】
午後15時頃から始まります。
駐車場はないため、電車と徒歩をおすすめします。
JR大曲駅より徒歩約10分の距離にあります。
丸子川河川敷の主役となるのは
大曲小学校の生徒達です。
武者人形の鹿島さんを手作りし、
鹿島舟に乗せます。
川までは子供達が運びます。
その後、大人達の手で丸子川へと流されます。
河川敷からは舟への声援が止まりません(^^)
がんばれ〜
いけ〜
右だ〜
鹿島流しは五穀豊穣と悪疫退散などを
祈願するものです。
ところで鹿島様とは一体何??
鹿島様は秋田県民には馴染み深い藁人形です。
お米の産地のため、
稲には特別な霊力と神が宿ると
大切にされてきました。
藁で作った鹿島様には
疫病退散や家内安全、五穀豊穣など
様々なご利益があると考えられています。
秋田県の子供達にとっても
鹿島様は馴染み深い存在です。
【玉川河川敷】
玉川河川敷では午後1時~3時頃に始まります。
こちらも駐車場はありません。
電車と徒歩をおすすめします。
JR大曲駅より徒歩で約30分です。
丸子川河川敷より遠いです^^;
玉川河川敷の主役となるのは
花館小学校の生徒達です。
子供達は2班に分かれ
2体ずつ鹿島人形を作ります。
そして2艘の鹿島舟に乗せ玉川に流します。
秋田の鹿島流しの魅力とは?体験談をご紹介
秋田の鹿島流しの最大の魅力とは?
やはり地域の伝統行事がそのままの形で
子供達に受け継がれていることです。
これってとても素晴らしいことですよね(*´ェ`*)
そして子供達が一生懸命飾りつけた舟が流れるのを
皆が一斉に応援する光景も素晴らしいです。
1000人以上の人が応援に駆けつけるため、
盛り上がります。
実際に秋田の鹿島流しを見学した人の
体験談をご紹介します。
@小学生がたくさんで、活気に満ちていました。
子供達は一生懸命作った鹿島様を乗せた舟が
上手く流れるかとても不安そうでした。
一生懸命声援を送っていました!
子供も大人も一緒になって
楽しい時を過ごすことができました。
@子供も大人も夢中になって
舟に声援を送りました。
とても興奮したし
楽しい時間を過ごすことができました。
このように伝統行事が
現代の子供達に受け継がれていくのは
素晴らしいことだと感動しました。
さいごに
いかがでしたか?
秋田県で地元の小学生に
原形そのままに受け継がれている
鹿島流しをご紹介しました。
子供と鹿島様が主役の
元気いっぱいの伝統行事ですね(^o^)
今後も子供達に受け継がれていくものと
思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。