ソファの表面の素材はさまざまなものがありますが、
素材によってソファの平均の寿命が異なります。
安いソファでよくある
「ファブリック素材」の場合だと、
5年ぐらいしか持たないようです。
「合成皮革」は本革に比べて安く、
それなりに高級感もありますが、
寿命は5~10年程度です。
1番長持ちするのは「本革」ですが、
値段が高い上に手入れをしっかりする
必要があるので、少々面倒かもしれません。
ですが、しっかりとお手入れすれば、
10年以上使えます。
ソファの平均的な寿命はどれほど?素材別にご紹介!
ソファの表面の素材は、見た目はもちろん、
座り心地にも影響する部分になります。
そのソファの表面の素材によって、
寿命も変わってきます。
ソファの素材は主に下記の3種類があります。
①ファブリック素材
②合成皮革
③本革
①ファブリック素材
綿、ウール、ポリエステル、アクリルなどの
布素材のものを指します。
比較的安値のものが多いですが、
ソファの寿命も短く5年未満だそうです。
ソファカバーが取り外せるものや、
色柄を変えられるものも多くあります。
②合成皮革(ごうせいひかく)
ポリウレタン、塩化ビニル素材を使用して
「本革風」に仕上げたものが「合成皮革」です。
本革のものに比べて安値で購入出来ますし、
ソファによって本革っぽく見えるものもあるのが
魅力的ですね。
手入れも簡単ではありますが、
本革に比べて使えば使うほど味が出る
という訳ではなく、
傷や汚れが付くと目立ってしまいます。
ソファの寿命は5年~10年くらいです。
③本革
ソファに関しては「牛革」を使うことが多いようです。
本革は他の色に染めることも可能ですので、
茶色以外のカラー展開があるものもあります。
値段が高いですが、本革は肌触りもよく、
高級感もありますよね。
本革はしっかり手入れをしてあげれば、
10年以上も愛用することが可能です。
ソファの寿命を延ばせる?カギであるウレタンの特徴とその方法とは?
新品のソファも、使っているうちに
ヘタリが出てきてしまいますよね?
ソファのヘタリの原因は、中のスプリングではなく、
クッション材の「ウレタン」がダメになってしまう
というケースが多いです。
長年座っていると、
人の体重でウレタンが潰れてしまい、
ペタンコになってしまうのです。
どれぐらいでヘタリが出てしまうかは、
ウレタンの密度や、単層か複層かによっても
違ってきます。
ソファの素材や内部の構造も、
耐久性に関わる部分になりますので、
購入する前にしっかり確認しておきましょう。
そんなウレタンを長持ちさせる方法が1つあります。
それは、「ソファの同じ場所に
座り続けないようにすること」です。
人は無意識に自分のパーソナルスペースを
決めてしまっているので、
毎日同じ場所に座ってしまいがちです。
ずっと同じ場所ばかり座ってしまうと、
その場所ばかり負荷がかかり、
ヘタリが進行する原因になります。
ですが、ほかの場所も満遍なく座っていれば、
負荷も分散されてヘタリを軽減させることが
出来るのです。
たまにはいつもと違う場所に座るように
意識してみてくださいね。
まとめ
ソファの素材によって違いますが、
ソファの寿命は5年~10年程度です。
また、ソファの「ヘタリ」に関しては、
ウレタンの密度や構造によって左右されます。
購入前にしっかり確認し、
ヘタリにくいものを選びたいですね。
購入後も、ソファの同じ場所ばかりに
座らないように気を付ければ、
ソファの寿命も伸ばせると思いますので、
ぜひ実践してみてください。