秋田県の扇田神明社で毎年4月3日に行われる
鎮火祭についてご紹介します。
地元では北国に春を告げる
風物詩・ジャジャシコ祭りとして
親しまれています。
多くのニュースなどでも
ジャジャシコ祭りの様子が
取り上げられていますね(^^)
それにしてもジャジャシコ祭りって
不思議なネーミングですよね。
ジャジャシコ祭りと呼ばれるようになった
理由とは?
鎮火祭(ジャジャシコ祭り)の由来や
内容について調査しました。
ジャジャシコ祭りと呼ばれる理由は?
扇田には幕末に二度の大火災が起き
ほとんどの家が燃えてしまったという
歴史があります。
二度とこのような大火災が起きませんように
との思いから
扇田神明社で火伏せ祭りが始まったそうです。
※扇田神明社(おうぎたしんめいしゃ)の基本情報※
扇田神明社の所在地は
秋田県大館市比内町扇田字本道端です。
扇田神明社の裏手には米代川が流れます。
静かな場所にある神社で
パワースポットとしても有名です。
実は扇田神明社の社は戊辰戦争の時に焼失し
その後明治7年に再建されたと言われています。
(扇田神明社へのアクセス)
■扇田駅より徒歩で約20分
■東北自動車道十和田ICから車で約20分
■無料駐車場30台あり
さてこの扇田神明社で始まった火伏せ祭りが
現在のジャジャシコ祭りの起源とされています。
でもなぜジャジャシコという名前が
ついたのでしょうか?
お祭りの時に出るある音が由来のようです。
ジャジャシコ祭りの様子を再現してみました(^^)
消防団員の火消し達が
錫杖を持ち町中を練り歩きます。
火消し達が持つ錫杖についた金の輪が
歩く時にジャラジャラと音を出します。
このジャラジャラという音が
ジャジャシコに変化したそうです。
火消し達の後には
扇田神明社の神主と近隣神社の神職らが続きます。
町中を練り歩き
民家や店の前で神主がお祓いをし塩をまきます。
最後に水を屋根に柄杓でかけ
安全と火の用心を祈願します。
なんと訪問する家の件数は
1600戸以上になるとのことです(@@;)
ジャジャシコ祭りは毎年4月3日に行われ
雨の日も傘をさして行われています。
実は春は冬よりも火事の件数が
多いそうですΣ(゚Д゚)
冬の方が火事が多いイメージですよね。
冬の終わりから春にかけて
空気が乾燥するのが原因とのことです。
ジャジャシコ祭りは
扇田地域に春の訪れを告げる風物詩であるだけでなく
火の用心を呼びかける大切な行事でもあります。
ジャジャシコ祭りの行列を見て
改めて火の用心の大切さを思い出す
住民が多いようです。
ジャジャシコ祭りとは?どんな感じなのか口コミ調査!
鎮火祭(ジャジャシコ祭り)がどのような感じなのか
口コミを調査しました(^^)
◎扇田神明社で鎮火祭の神事が終わると
行列の練り歩きが始まります。
錫杖のジャラジャラという音や
太鼓や法螺貝の音が聞こえると
今年も春が来たなと感じます。
◎ジャジャシコ祭りは町をあげての
大きな行事になっています。
ジャジャシコ祭りでは多数の報道陣や
一般見学者も多く大変なにぎわいを見せます。
◎鎮火祭が行われる扇田神明社を訪れると
心身共にリフレッシュします。
扇田神明社は戊辰戦争の時に激戦地となり
社は燃焼した歴史があります。
境内には弾丸が打ち込まれた
杉の木も残っています。
鎮火祭やジャジャシコ祭りを見ていると
火の元には気をつけなければならないと
改めて感じます。
さいごに
いかがでしたか?
秋田県扇田で毎年春に行われる
鎮火祭(ジャジャシコ祭り)について
ご紹介しました。
このような行事があると改めて
火事には気をつけなければならないと
気づかされます。
最後までお読みいただきありがとうございました。