「ミニマリスト」とは、必要最小限の物だけで
暮らす人のことをさします。
持ち物を極力減らし、
自分にとって必要なものだけを残すことで、
かえって豊かに生活できるという考え方です。
一人暮らしなら実践しやすいと思いますが、
家族と暮らしている人は、
なかなか踏み切れない部分もあると思います。
一緒に暮らす家族から理解を得るためには、
まず自分の考えを説明してみることです。
そこで理解を得られれば、
断捨離を実行しやすくなると思います。
ですが、家族全員が賛成してくれるとは限りません。
反対の人がいる場合は、
無理やり実行に移すことは避けましょう。
その人との関係に亀裂が入る可能性が高いです。
ミニマリストを目指す事は家族に言わないが秘策?反対は阻止できる?
家族の誰かが突然物を捨て始めたら、
他の家族はどう思うでしょうか?
引き止められたり、反対される可能性が高い
と思います。
家族の誰かが新しいことを始めると、
周りの人が止めようとする理由は、
下記が考えられます。
①物を失うということが耐え難い
自分の個人の持ち物ではなくても、
家にいつも置いてあった物等には、
無意識に愛着を感じているものです。
それは、その物に関連した思い出があるから
だと思います。
その物を捨ててしまうと、
思い出まで失われてしまうような気がして
しまうのです。
本人は意識していないかも知れませんが、
本能でそう感じているものなのです。
だから反対されてしまうのです。
②物を捨てた後に後悔するのでは?と心配している
捨てるものが壊れているのならまだしも、
まだ使える物だったらどうでしょう?
いつか使う日が来るのではないか?
捨てた後に後悔するのではないか?
と、家族が心配している場合もあります。
悲しい思いをして欲しくなくて、
捨てるのを反対してくれているのです。
③自分だけ取り残されたような気持ちになる
家族が急に新しいことを始めたら、
自分の手の届かないところに
行ってしまうのではないか?
と不安になります。
自分だけ取り残されるのがイヤで、
邪魔をしてしまうのです。
④自分個人の持ち物も勝手に捨てられそうで不安
家族の誰かが断舎離を始めたら、
そのうち自分の物も捨てられてしまうかもと、
余計な心配をしてしまうものです。
過去に勝手に捨てられたという事実があるのなら、
余計にそう感じてしまうでしょう。
自分の物まで処分されては困るので、
物を捨てる事自体を、
やめさせようとするのです。
上記のように、さまざまな理由で、
周囲の人は反対してきます。
そんな反対を阻止したいなら、
自分の価値観を相手に押し付けないことです。
自分はミニマリストがいいと感じていても、
家族はそうは思っていませんよね?
話し合って同意を得られればいいですが、
家族全員が賛成してくれるとは限りません。
同意していないにも関わらず、
無理矢理実行にうつされたら、
嫌な気持ちになりますよね?
反抗心が芽生えてしまいます。
一度そのように拗れてしまうと、
関係修復に時間がかかってしまいます。
ミニマリストが絶対に正しい、
そうしなければダメだと、
思い込まないことが大切です。
ミニマリストを目指すならすべき整頓方法は?家族と上手くやるには?
ミニマリストを目指すなら、
家の中に何がどれぐらいあるのかを
把握する必要があります。
在庫管理がしっかり出来ていれば、
「あれどこだっけ?」と
探し回ることもなくなり、
二重買いも予防できますよ。
家族で使用する物に関しては、
家族みんなが「何がどこにあるのか」
分かるようにしましょう。
予め収納する場所を決めておいたり、
ラベリングを活用して、
誰が見ても分かるような収納にしておくのが
ポイントです。
ですが、そういった整理整頓のルールを、
家族に押し付けすぎるのはNGです。
ちょっと違う場所に置かれたからと言って
目くじらを立てていては、
周囲から煙たがられてしまいます。
反対に、家族がルールを守ってくれたら
感謝するようにしたいですね。
まとめ
ミニマリストは、数あるライフスタイルの中の一つです。
その生活があっている人もいれば、
合わない人もいると思います。
家族で暮らしているなら尚更ですよね。
自分は良くても、
他の家族が住み辛いと感じていては、
やる意味がありません。
家族に提案して反対されてしまった場合は、
自分の身の回りのものだけに
とどめておきましょう。