「捨てる」と「棄てる」の違いとは?

 

捨てると棄てるは

どちらも読み方は『すてる』です。

 

捨てると棄てるには

何か違いがあるのでしょうか(‘ω’)

 

一般的には捨てるを使うイメージがあります。

 

しかしゴミを棄てるとも

書くことがありますよね。

 

その違いは何!?

 

今回は捨てると棄てるの違いとは?と題して

本来の意味と使い分けについて

ご紹介していきたいと思います。

 

捨は仏教用語としても使われる漢字です。

 

ほどこしという意味合いを持ちます。

 

自分の所では役立てられないので、

他の人に使ってもらい

役立ててもらうとのイメージです。

 

一方、棄は強く排除する

ニュアンスを持つ漢字です。

 

ゴミを廃棄するなど、

無慈悲に物を捨てさるイメージです。

 

「捨てる」と「棄てる」それぞれの意味を漢字の成り立ちから考える

 

捨てると棄てるとでは

ニュアンスが異なります。

 

どちらも自分の手元から放すという意味ですが。

 

捨は断捨離という言葉にも使われています。

 

断捨離とは不要な物を減らして

生活に調和をもたらそうとする

ヨガの思想です。

 

捨という漢字は仏教用語でも

用いられるのですが、

ほどこすという意味合いを持ちます

 

自分が持っていても

役立てることができないため、

手放して他の所で役立てもらいたいとの

意味合いもあります。

 

仏教用語に喜捨という言葉があります。

 

自ら進んで寺社や僧侶、

貧しい人達に金品を寄付するという

意味を持ちます。

 

また捨という漢字は何かを諦めたり、

物ではない何かを捨てる時にも使います。

 

いくつか例をご紹介しますね(‘ω’)

 

・世を捨てる

 

・嫁を捨てる

 

・夢を捨てる

 

この場合、

捨ではなく棄を使うことはできません

 

 

棄は実際に手元にある物や権利などを

一方的に破棄する時に使います。

 

一方で棄はもともと子供を捨てるという

意味を持つ言葉です。

 

捨よりも棄の方が怖いイメージがあります。

 

そのため現在でも棄を使うと

より強く排除するイメージが生まれます。

 

一方的にいらないから、

棄て去るイメージですね。

 

このようなイメージの違いがあるため、

棄てるより捨てるを使うのが一般的です。

 

 

「捨てる」と「棄てる」の使い分け

 

では次に捨てると棄てるの使い分けを

ご紹介しますね(‘ω’)

 

何かを手放す時は

捨てると書くのが一般的です。

 

棄てると書くと意味合いが強まります。

 

うち捨てるや切り捨てるといった

無慈悲に捨てさるイメージになります。

 

棄てるという言葉が使われるのは主に

ゴミを棄てる場合と、

何かを強く排除する時です。

 

廃棄物という言葉もありますね。

 

棄という言葉が使われている言葉を

いくつかご紹介しますね。

 

・棄権(きけん)

 

選挙権など権利を持っているのに、

その権利を使わないという意味があります。

 

自分の持つ権利を意識的に捨てさるイメージです。

 

・放棄(ほうき)

 

投げ打ち捨てるという

強い排除のニュアンスを持つ言葉です。

 

・棄却(ききゃく)

 

訴えを取り上げずに捨てさるという

意味を持ちます。

 

控訴を棄却するといった

表現で用いられます。

 

・破棄(はき)

 

契約書を破り捨てる時などに用いられます。

 

・自暴自棄(じぼうじき)

 

自分の身を粗末に扱い、

やけくそになること。

 

棄という言葉を用いると

捨よりも嫌な印象を受けます。

 

・廃棄(はいき)

 

不要な物を捨てさること。

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

 

捨てると棄てるとでは

大きく言葉の持つ意味が異なります。

 

捨てると棄てるの使い方を

間違えないようにしましょう。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

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