「当日消印有効」というフレーズは、懸賞やプレゼント応募のはがきや書類の郵送時によく見かけます(読み方は「とうじつけしいんゆうこう」)。
多くの人が「指定の期日内に出せば大丈夫だろう」と考えがちですが、実際には慎重に行動しないと有効と認められない場合がありますので、ご注意ください。
この記事では、「当日消印有効」の意味と、正確なポスト投函の方法(時間や手順)を紹介します。
私自身がこのルールを守る必要があったときに、郵便局での確認を経て得た情報です。
ぜひ参考にしてください。
「当日消印有効」って何?
この表現は文字通り、「締め切り当日の郵便消印があれば問題なし」という意味です。
例えば、ある懸賞やプレゼントの応募期間が「4月1日〜10日(当日消印有効)」だとします。
この場合、応募ハガキに押される郵便局の印章が、締切の4月10日までのものであれば受け付けられるわけです。
必着とは何が違うの?
当日消印有効以外にも、「○月○日必着」という言葉をよく耳にしますね。
必着の場合は、指定の日に相手のもとに郵便物が到着している必要があります。
距離によって郵便物が届くまでの日数が変わるのはご存知でしょう。
だから、必着の場合、遠方の人は早めに発送しておかないといけません。
当日消印有効の場合、出すのは何時までがベスト?(郵便局・ポスト投函)
当日消印有効と書かれているなら、余裕を持って早めに出すと安心です。
ただし、締め切りの最終日になってしまった場合、注意すべきポイントがあります。
失敗しないように心に留めておきましょう。
郵便局での手続き
[締め切り当日中に郵便局で手続きすれば問題なし!]
締め切り当日に、郵便局に足を運んで郵便物を送る場合は、何も心配いりません。
窓口から出せば、その日のうちに消印を押してもらえます。
小規模な郵便局では、営業時間が例えば5時までのことがよくありますが、大きな郵便局なら24時間対応していることがあります。
その場合、夜でも「ゆうゆう窓口」が開いているので、そこから郵便物を送ることが可能です。
翌日0時より前に送れば、当日の消印を手に入れることができます。
ポストへの投函の手順
[収集時間を確認して、その前に投函すれば大丈夫!]
当日消印有効の郵便物を、締め切り当日にポストに入れる場合は、ポストに表示されている収集時間を確認しましょう!
最終の収集時間よりも前に投函できれば問題ありません。
あなたが投函した郵便物は、その収集時間で収集され、当日の消印が押されます。
当日に投函しても、最終の収集時間を過ぎてしまうと、翌日扱いになるので、気をつけましょう。
もし間に合わない場合は、前述のように24時間営業の郵便局に足を運ぶことをおすすめします。
土曜・日曜の手続き
[最終の収集時間よりも前に手続きすればOK!]
土曜日・日曜日でも、基本的な流れは同じです。
郵便局なら、営業中であれば問題なく、その日の消印をもらえます。
ポストの場合も、収集時間を確認して、最終の収集時間よりも前に手続きすれば、その日の消印を手に入れることができます。
「当日消印有効」とは何を意味するの?ポスト投函の制限時間は?まとめ
当日消印有効の意味と、確実に当日の消印を得る方法についてご紹介しました。
当日中には郵便局の窓口で(夜間はゆうゆう窓口も利用可能)
ポストに投函する場合は最終収集時間より前に
土日も同じ手順が適用されます
このポイントを覚えておけば大丈夫です。
懸賞のはがきであれば、失敗しても問題ないかもしれませんが、就職や契約の書類など、重要な郵便物の場合は、しっかりと当日の消印を確保できるように気をつけてくださいね!