今回紹介するのは
子供が主役の「おんねも祭り」です。
石川県輪島市にある門前町で
毎年12月に行われているお祭りです。
おんねも祭りは奇祭に分類されています。
でも小さな子供達が中心に行われている
可愛らしいお祭りです。
奇祭という言葉からは
ほど遠い気がするんですよね(?_?)
地元の小学生と保育園児が招待され
行われています。
なぜおんねも祭りは奇祭と呼ばれるのでしょうか?
おんねも祭りは600年前の
ある言い伝えにより始まったと言われています。
その言い伝えこそが
奇祭と呼ばれる理由のようです。
どんな言い伝えなのか気になりますね(@@)
おんねも祭りの基本情報や由来、
お祭り内容について調べてみました(^^)/
おんねも祭り基本情報!
おんねも祭りが開催されるのは
石川県輪島市にある「諸岡比古神社」です。
モロオカヒコジンジャと読むそうです。
開催日は12月3日です。
交通アクセスですが
電車を利用するとかなり不便
なので注意してくださいね(>ω<)
最寄り駅からも諸岡比古神社へは
徒歩で1時間以上かかってしまいます。
公共交通機関を利用するならバスがおすすめです。
最寄り駅と最寄りバス停を記載しておきますね。
■JR金丸駅より徒歩約1時間
■JR千路駅より徒歩約1時間15分
■下甘田保育園バス停より徒歩約4分
■下甘田保育所前バス停より徒歩約4分
■ニ所宮バス停より徒歩約5分
諸岡比古神社がある地域は神社がとても多いです。
徒歩20分圏内に
神社が6社もあるんですよΣ(゚Д゚)
観光で行くなら諸岡比古神社周辺も
散策するのをおすすめします!
おんねも祭りが奇祭と呼ばれる理由!
おんねも祭りが行われるのは12月3日です。
1年の中で最後の月です。
この日は1年間の収穫に感謝する日です。
そして子供の成長と無病息災を
願う日でもあります。
お祭り当日は神社は
地元の小学生や保育園の子供達で
ぎゅうぎゅうになるそうです。
そして子供達は赤飯を抱えた宮司さんに
手を差し伸べ一斉に
「おんねもーおんねもー」と
連呼します(^^)
おんねもはこの地方の方言で
「俺にも・私にも」という意味があるそうです。
私にも赤飯ちょうだいという意味なんですね〜
子供達は何度も何度も赤飯をねだり、
宮司さんも思わず苦笑いとのことです(笑)
なんとも微笑ましい光景ですね。
子供達にふるまわれる赤飯には
その年に収穫されたうるち米が
使われているそうです。
とても美味しくて子供達も
大満足しているようです。
さて、おんねも祭りは600年前のある言い伝えにより
始まったとされています。
この言い伝えが奇祭と言われる理由のようです。
奇祭と言われるくらいだから
奇妙で恐い話しなのでしょうか…
どんな言い伝えがあるのか
気になったので調べてみました!
おんねも祭りの由来である言い伝えを
簡単にまとめました。
長野県から道下に移住してきた
男の家に男の赤ちゃんが生まれた。
その子は生まれつき手が開かなかった。
ある日男が寝ていた時に神様が現れ
「村の子供達に赤飯をふるまうように」との
お告げがあった。
男は神様のお告げに従い
村の子供達を呼び赤飯をふるまった。
子供達が手のひらを差し出している中、
自分の子供も手のひらを広げていた。
さいごに
いかがでしたか?
石川県輪島市に伝わる
「おんねも祭り」について紹介しました。
おんねも祭りの由来となる言い伝えが
奇祭と言われる原因とされていますが
良い話だと思いました。
勝手な解釈ですが
他の子供達にも幸せを分けることで
自分の子供の不自由だった手が
開くようになったという話ですよね(^^)
奇祭の奇は奇妙なという意味ではなく
奇跡の奇かなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。