小学校では、水筒の中身は
水かお茶と決めらている場合が多いです。
学校では基本的に
「勉強に関係ないものは持ち込み禁止」ですよね?
水筒の中身も同様で、
ジュースなど甘い飲み物は
必ずしも必要ではないため、
禁止という解釈がされています。
他にも、病気や虫歯のリスクを避けるため
という理由もあります。
そういったさまざまな理由で、
子供たちを守るためにさだめられた
ルールなのです。
ですが、夏の暑い日の熱中症対策には、
水やお茶だけでは不十分です。
水分だけをとっても、
汗で失った塩分を補えなければ意味がありません。
熱中症には、適度な塩分と糖分のある
「スポーツドリンク」が最適なのです。
そこで近年は、熱中症対策に
スポーツドリンクの持ち込みを認めるべき
という声があがっています。
学校の体育で熱中症になる
子供も増えていますので、
学校側には柔軟な対応を求めたいですね。
小学校で子供の飲む水筒の中身が水やお茶の理由とは?
小学校で水筒の中身が指定されている理由は、
下記があげられます。
①勉学に関係ないものの持ち込みを禁止しているため
②甘い飲み物は虫歯や肥満などのリスクがある
③万が一甘い飲み物をこぼしてしまった場合、施設に支障が出る
学校は、ゲームや漫画など、
勉学に関係ないものは持ち込み禁止です。
水筒の中身に関しても、
水分補給を目的としていますので、
ジュースは必要ありません。
水やお茶で充分です。
また、学校によっては水以外禁止の場合も
あります。
それは、「お茶」と言っても、
緑茶や麦茶、ほうじ茶など種類が多数あり、
線引きが難しいためです。
何が良くて何がダメなのか
はっきりわかりやすくする為に、
水筒の中身は水のみという学校もあります。
ジュースを飲みすぎると、
肥満や虫歯になる可能性が高くなります。
子供は自分で飲む量を制御することができません。
ですので、甘いジュースだと、
ガバガバと飲みすぎてしまうことがあります。
それを避けるため、水かお茶としているのです。
また、子供は飲み物をこぼしてしまうこともある
と思います。
水やお茶なら、ぞうきんで拭くだけで済みます。
ですが、ジュースなどの甘い飲み物は
どうでしょう。
軽く拭いただけでは、
糖分のベタベタが残ってしまいます。
芝の上にこぼしてしまったら、
芝が傷んでしまうこともあるのです。
そういったさまざまな理由から、
学校では水筒の中身を水かお茶だけと
制限しています。
小学校で水筒の中身を制限する理由は?
水筒の中身を制限する理由は、
完全に自由にしてしまうと
困ったことが起きるからです。
お友達同士で、水筒の中身を交換して、
飲み合ったりし始める子もいるでしょう。
ジュースを持ってきた子に
「一口ちょうだい」と言って
分けてもらおうとする子もいると思います。
そうやって飲み物を
交換するようになってしまうと、
病気がうつる可能性が出てきます。
衛生的にもよくありません。
スポーツドリンクは塩分も含まれていますが、
糖分も多く含んでいます。
糖分が多い飲み物を飲みすぎてしまうと、
虫歯や肥満などのリスクが高まりますので、
禁止せざるをえないのです。
小学生はとくに自分で飲む量を調節したり、
自分で健康管理をすることができないので、
学校で管理する必要があります。
まとめ
学校では、さまざまな理由から、
水筒の中身を制限しています。
生徒指導の観点で、水やお茶にする
というルールを定めている面もあります。
甘い飲み物の飲み過ぎによる、
虫歯や肥満のリスクもあります。
子供を病気などから守るために
必要なことですので、
親もルールを守るようにしましょう。
また、夏の熱中症の心配がある時には、
学校側で熱中症対策をしてもらいたいですね。