夫婦間の悩みは、両親や友人には相談しずらい
という人も多いのではないでしょうか。
離婚したいけれど、
どうしたらいいのかわからないという場合は、
まずは離婚の相談窓口に行ってみましょう。
各自治体で、無料で法律相談を行っている
場合が多いので、確認してみてください。
自治体の相談窓口は事前予約制で、
20~30分程度の短い時間での
相談になる場合が多いです。
または、法務省が所管している
「日本司法支援センター」(通称「法テラス」)
でも相談可能です。
こちらは場合によっては
有料での相談になりますが、
公的機関なので安心して相談できますね。
その他、弁護士や司法書士など
法律の専門家に相談することも可能です。
離婚への決意が固まったら、
信用できる弁護士を探して仲介してもらうと、
有利に話を進められるかもしれませんね。
周りに離婚を言えない時の相談窓口とは?相談する前に知ることとは?
離婚の相談窓口は数多くあります。
自分の状況や料金などを考慮して、
適した相談窓口に出向いてみましょう。
①自治体の無料法律相談
離婚だけというわけではないですが、
多くの自治体では、無料の法律相談を
開催しています。
一番気軽に行ける相談窓口なのではないでしょうか。
多くの場合、「予約制」になりますので、
事前に予約する必要があります。
こちらは無料のため、ひとり20~30分程度と、
短い時間でのお悩み相談になります。
各地域の弁護士会の弁護士が、
面談形式で相談にのってくれます。
ですが、その場限りの相談になりますので、
継続した相談は行えないのがデメリットです。
時間が限られていますので、
最低限聞いておきたいことを予め考えてから
行くようにしましょう。
②日本司法支援センター(法テラス)
法務省が管轄している「日本司法支援センター」は、
民事・刑事を問わず法律相談が可能です。
公的機関のため、
かなり信用できるのもメリットですね。
ですが、場合によっては
相談料を取られることもあるので注意しましょう。
③弁護士など法律の専門家
弁護士のサイトには、
さまざまな離婚の事例の解決法が
載っていることがあります。
自分の状況に近いものがあれば、
参考になるのではないかと思います。
ですが、離婚問題はケースバイケースであり、
実際のところどうなるのかはわかりませんよね。
やはり弁護士などの専門家に
直接相談する方が良いでしょう。
継続的に具体的な相談も可能なのもメリットです。
信頼のおける弁護士に離婚裁判を依頼すれば、
交渉を有利に進めることもできますよ。
ただし、費用が高額になるのがデメリットです。
④家庭裁判所
家庭裁判所でも、無料で離婚の相談や
手続きのアドバイスを受けることは可能です。
ですが、家庭裁判所は中立の立場になりますので、
裁判の内容についての相談はできません。
自分の悩む離婚の種類によって相談窓口が変わる?
基本的には、離婚の種類にかかわらず、
法律相談の窓口にて離婚の相談は可能です。
ですが、DVやモラハラの相談窓口で
「婦人相談所」や「女性センター」というものも
あります。
また、18歳以下の子どもに関する相談窓口の
「児童相談所」というものもあります。
こちらは継続的な相談も可能な場合が多いので、
お悩みの方は、各自治体に確認してみてください。
まとめ
まだ離婚を迷っている場合は、
誰かに相談することで
気持ちが落ち着くこともあると思います。
離婚への決意が固まっている場合は、
慰謝料や養育費、子どもの親権などを
どうするのか、相手と話し合う必要がありますよね。
ですので、相手に離婚を切り出す前に、
どういった流れになるのかを、
専門家に相談すると安心できると思います。
その中で、信頼のおける弁護士が見つかれば、
とても心強いですよね。
離婚のさまざまな問題を
穏便に解決するためにも、
まずは相談窓口に出向いてみましょう。