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アパートの騒音被害はどこまでが許容範囲!?慰謝料は請求可能!?

夜寝れなくなるほどうるさいと感じていても

相手は自分が出している騒音に

気づいていない場合が多いです。

 

騒音の感じ方には差があるため

アパートでの騒音被害トラブルは

後を絶たないんですよね。

 

でも実際に訴えようと思う時に気になるのが

「どれくらいの音の大きさで

どれくらいの頻度で騒音が起きているなら

訴えることができるのか?」

ということではないでしょうか?

 

騒音被害と認定される音の大きさや時間帯、

頻度の目安が分かれば

あなたも行動を起こしやすくなりますよね。

 

音の大きさや時間帯、頻度は

慰謝料を請求する時の判断材料の

ひとつにもなります。

 

「生活音の範囲を超えている・深夜や早朝・

いつ起きるか分からない繰り返される騒音」

などが認められれば

慰謝料請求が認められる事例が多いようです。

 

騒音被害と扱われる音の大きさや時間帯、

頻度と慰謝料請求をした場合に

どのような事例だと認められるのか?

などについてまとめました。

 

 

騒音被害と扱われる音の大きさはどの程度から?時間帯や頻度は?

環境省が出しているデータによると

昼間は55デジベル、夜間は45デジベルを

超えると騒音であるとみなされます。

 

昼間の時間帯は午前6時~午後10時の間を

さしており、

それ以外の時間帯は夜間になります。

 

実際に私達がどの程度の

生活音を出しているのかというと

 

ピアノ 80~90デジベル

テレビ 55~70デジベル

洗濯機 65 ~70デジベル

掃除機 60~75デジベル

犬   90~100デジベル

 

窓を開けていれば余裕で騒音となる音量を

私達は日常生活の中で出しています。

 

ピアノやテレビの音を騒音計で測ってみると

環境省が定める許容範囲を

はるかに超えてしまっています。

 

実際には窓を開けている、開けていないで

かなり音量が変わるため

実際にスマホアプリの騒音計などを使って計測し

記録に残しておきましょう。

 

実際に訴えることになると

音量以外に時間帯や頻度も

重要なポイントになります。

 

同じ音量でも当然日中と深夜や早朝では

聞こえ方がかなり違います。

 

また何度も何度も繰り返される騒音は

精神的に与えるダメージが大きいためです。

 

音の大きさや時間帯、頻度は

客観的に判断されるため記録に残しておくことが

重要なポイントです。

 

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騒音で慰謝料を請求できるの?どんな場合だと立証可能になる?

騒音被害による慰謝料請求が認められるかは

受忍限度」という基準によって

客観的に判断されます。

 

受忍限度はあなたの主観的判断によるのではなく

「健康被害・音の大きさ・時間帯・頻度・

音の継続期間・加害者側に音が出ないようにする

配慮があったか」

などにより客観的に判断されます。

 

騒音被害を立証し慰謝料請求が認められるには

証拠が鍵となります。

 

騒音被害の慰謝料を立証するのは

難しいと言われていますが、

過去に勝訴した事例を見ると

実際の音量の記録と訴えるまでの加害者側の対応が

決め手となることが多いようです。

 

加害者側の対応とは騒音被害を受けた人が

騒音を解消するために働きかけを行ったのに

改善する姿勢を示さなかったこと

などが挙げられます。

 

その他に健康被害を生じている時には

病院の診断書も重要な証拠となります。

 

 

さいごに

いかがでしたか?

 

騒音被害トラブルは慰謝料請求が認められるのが

難しいと言われていますが、

十分な証拠があれば

立証できる可能性は高くなります。

 

相手に大家さんや管理会社を通して

注意してもらっても改善する姿勢が見られない時は

証拠集めを十分に行い

訴えることも必要かと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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