福井県福井市に伝わる伝統行事である
「あっぽっしゃ」について
紹介したいと思います。
妖怪の名前がそのまま行事名になっています。
なまはげやあまめはぎと共通点が多いのですが
ちょっと気になることがあります。
あっぽっしゃの外見が可愛い(>ω<)
一部でも可愛いと話題になっています。
あっぽっしゃは海に住む化け物である
妖怪がモチーフになっています。
それにしても頭がでか過ぎて
今にも倒れそうだなぁ(-.-;)
愛嬌のあるあっぽっしゃですが
子供達からは大変恐れられている存在です。
子供が脅されてかわいそうとの理由から
あっぽっしゃを受け入れる家庭が
減少してしまいました。
少子化の影響も受け2015年から
行事が取り止めになっています。
あっぽっしゃの内容について調べてみました。
あっぽっしゃはどんな理由から中止されたのか?
なまはげは作り物ですが包丁を手に持っています(>ω<)
大人がなまはげになるため
スタイルも良くリアルで恐いんですよね。
あっぽっしゃもなまはげと同様で
行儀の悪い子をたしなめるために
家々を回ります。
でもなんというか頭がでか過ぎます( •̀ㅁ•́;)
頭にはもじゃもじゃの海藻のようなものが
たくさんついています。
あっぽっしゃは餅が大好物で
悪い子をたしなめた後は
餅をもらって出ていきます。
あっぽっしゃは実は2006年に
受け入れ家庭の減少で中止されています。
その後、地元住民が伝統行事がなくなるのは
寂しいと声を上げ復活しています。
ところが子供の数が少なく
再び中止に追い込まれています。
なまはげやあっぽっしゃが小さな子供に与える影響を
心配する保護者が増えたことも
関係しているようです。
「地元への愛着が少なくなっているのかもしれない。」
「新しい時代の流れだから仕方ない。」
主催者側は伝統行事がなくなるのは寂しいが
仕方ないと身を引く覚悟を決めている
とのことです。
あっぽっしゃの今後はどうなる?
あっぽっしゃは現在とり行われていません。
あっぽっしゃに脅されて子供が可哀想だと
保護者から声が上がっているからです。
あっぽっしゃは行儀の悪い子供をたしなめるために
3〜5歳児がいる家を訪れます。
そして子供を連れ去ろうとします。
その時に親が餅を差し出し
子供は親に感謝するという流れです。
うちにも3歳児がいますがあっぽっしゃが来たら
100%泣き叫ぶと思いますね〜
でもそれも経験の1つなので
私が福井市に住んでいたら
来てもらうと思います。
あっぽっしゃはこのまま
消滅してしまうのでしょうか?
なまはげやあまめはぎも消滅するのではないか
との声も上がっています。
子供が少なく、かつ受け入れる家庭が少ないなら
あっぽっしゃが消滅してしまうのは
自然な流れだと思います。
個別にまわるのは無理だとしても
子供が集まる場所でイベント的に行えば
良いのになぁと思います。
保育園や幼稚園などで行えば皆もいるし
それほど恐怖感はないのではと思います。
あっぽっしゃについてどのように考えているか
リアルな意見をまとめました。
■あっぽっしゃがなくなるのは悲しい。
でも少子化で娯楽も多様化したため
なくなってしまうのも仕方ないのかもしれない。
■伝統行事であるが必要以上に
子供を怖がらせるのは良くないと思う。
■子供にあっぽっしゃの意味や
風習を伝えることで誤解はなくなると思う。
さいごに
いかがでしたか?
失われつつある福井県福井市の伝統行事
「あっぽっしゃ」についてご紹介しました。
時代の流れで消滅してしまうのは悲しいですね…
現代に合った現代風あっぽっしゃとして
生き残れないものかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。