今回はゲーター祭りが気になったので
調べてみました。
三重県鳥羽市の離島にある
八代神社に古くから伝わる行事です。
県指定無形民俗文化財に登録されていて、
元旦の奇祭と呼ばれています。
ゲーター祭り。
名前が変わっていますね〜
あれっ!?
なんだか「へトマト」に似てる?
つい最近長崎県の奇祭へトマトについて
記事を書いたばかりなんですよね〜
へトマトの内容については
そちらの記事をお読みください(^^)
三重県の奇祭「ゲーター祭り」の内容や、
実際に参加した人の感想などをまとめました!
ゲーター祭りの基本情報!
開催場所は三重県鳥羽市神島町にある
八代神社です。
元旦の夜明け前から始まります。
アクセスは良いです。
JR鳥羽駅から徒歩約7分間です。
2018年元旦に行われる予定だった
ゲーター祭りは主催者側の人手不足により
中止になってしまいました(>ω<)
神島町の過疎化によって
祭主や準備をする若者の数が
足りないとの理由です。
2019年元旦に開催されるか気になりますね…
2017年に行われた時は400人程度が集まったそうです。
大晦日の未明から元旦の朝にかけて
行われるのですがなかなかの集客ぶりですね。
県指定無形民俗文化財にも登録されている
歴史ある行事なので
ぜひ未来に受け継がれてほしいものです。
神島町は宿泊施設が少ないため
泊まりで訪れるなら、
早目の予約をおすすめします。
神島町の宿泊施設は美味しい海鮮が食べられる
と評判も上々です。
奇祭ゲーター祭りの内容は??
ゲーター祭りは奇祭と呼ばれています。
語源は不明とのことです。
起源は南北朝時代と言われています。
こんな言い伝えがあります。
「天に二つの日輪なく、地にニ皇あるときは
世に災いを招く、若し日輪二つあるときは、
神に誓って偽りの日輪は是の如く突き落とす」
へトマトは語源・起源共に不明でしたね(@@;)
ゲーター祭りの内容は
The海の男といった感じです。
大漁と平穏無事、子孫繁栄などを
祈願するお祭り行事です。
大晦日の未明から行われるため
神秘的でもあります。
5mくらいもある長い竹を持った人が
たくさん集まる中、白装束の男達が
大きな白い輪を運んできます。
直径2mくらいあるようです。
グミの枝で編んだ白い輪は「アワ」と呼ばれます。
偽の太陽を表しているそうです。
グミの実は甘くて美味しいんですよね〜
白装束の男達がアワを高く上げ
その後一斉に叩き落とすそうです。
偽の太陽を落とすことが
災いを避けると考えられています。
ゲーター祭りを実際に見た人の感想
■ゲーター祭りが行われる直前に
暗闇の中から「よいさ〜よいさ〜」の
掛け声が聞こえてきた。
その後、なぜか
「鬼は〜外、福は〜内」の声がΣ(゚Д゚)
どうやら神島町では大晦日の日に
節分の豆まきを行うようだ。
■白装束の男達がアワを運んでくると
5mくらいもある長い竹を持った人達が
一斉にアワに向かってさしていた。
大勢の人が行うためかなりの迫力だった。
暗闇の中で竹がぶつかり合う音は神秘的でもある。
■ゲーター祭りを終えた地元の人達は
満足そうにその後初詣をしていました。
地元の人達にとって新年を迎える
大切な行事だと感じました。
2018年は中止になってしまったが
また復活することを望んでいます。
さいごに
いかがでしたか?
三重県に伝わる県指定無形民俗文化財に
登録されているゲーター祭りについて
ご紹介しました。
個人的には野性味あふれる
原始的なお祭りだなぁと感じました(^^)
2018年は祭りの主催者側の理由で中止となりました。
残念に思っている人はたくさんいると思います。
2019年の開催に注目ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。