今回は喜多浦八幡神社に200年以上続く
「弓放し」についてご紹介したいと思います。
市指定無形民俗文化財に登録されています。
弓放しが行われる喜多浦八幡神社は
愛媛県今治市の伯方島(はかたしま)にある
最古の神社です。
伯方島と言えば
「は・か・た・の塩〜♪」でおなじみです(*^^)
喜多浦八幡神社は1300年もの
古い歴史を持つそうですΣ(゚Д゚)
飛鳥時代にまでさかのぼるそうですよ。
飛鳥時代から現在までに
長く受け継がれているのは素敵ですね。
弓を射る宮司さんや子供の表情が
真剣でかっこいいと評判です。
弓放しは調べたところ
正統派の行事だなぁと感じました。
喜多浦八幡神社へのアクセス法や
お祭り内容について詳しく調べてみました!
喜多浦八幡神社 弓放しの基本情報!
喜多浦八幡神社があるのは伯方島です。
伯方島はしまなみ海道で一番小さい島です。
しまなみ海道は広島県尾道市と
愛媛県今治市を結ぶ自動車道です。
自転車で旅する人もたくさんいるみたいですね〜(@@)
車で行くなら
しまなみ海道・伯方ICから約10分です。
神社内に無料駐車場があり
30台駐車するスペースがあります。
バスを利用し「吉田」で下車すると徒歩4分です。
開催されるのは2月ですが
年度により日にちには若干ズレがあります。
2018年度は2月11日に行われています。
宮司さんや子供達が弓で的を射るのですが
雨でも中止にしないため
ドーム型テントが設置されます。
弓放しの起源は200年以上前にさかのぼります。
天明の大飢饉(1783〜1788)の後に
無病息災と五穀成就、悪魔退散を祈願するために
始まったと伝えられています。
さて弓放しでは宮司さんや子供達の真剣な姿が
かっこいいと話題になっていますね〜
一体どのような内容なのでしょうか?
気になったので調べてみました。
弓放しではどんなことが行われる?
弓放しで使われる的は
地元住民による手作りとのことです。
地元でとれた藁を使い
2mくらいの高さにまで編み上げるそうです。
その日のうちに編み上げるため
かなり熟練していると言えますね!
地元の小中学生が白装束を着て弓で的を射ます。
中学生メインで6人の少年により行われます。
弓放し本番では子供達のキリリとした姿を
見ることができます。
この日のために子供達は
学校やクラブ活動が終わってから
夜集まり訓練を受けるそうです。
弓矢の使い方や神事の手順などについて
幅広く教えられます。
その練習は弓放しの前日まで行われます。
子供達は一生懸命取り組んでいるとのことです。
弓放し当日の子供達の真剣な姿の裏には
努力が隠されていたんですね(^^)
当日は少年達が白装束に烏帽子姿で
10m先の的に向け矢を放ちます。
実際に喜多浦八幡神社の弓放しを
見学した人の口コミ感想を集めました!
■子供達が真剣なのでピリッとした緊張感がある。
■準備や片付けが手際よく行われる。
テントが設営されるため雨の心配もなし。
神社の境内で甘酒がふるまわれる。
美味しくて身体がポカポカする。
■10m先の的を射るのは大変だと思う。
子供達の矢は中心に近いところにささっている。
かなり努力したことが伝わってくる。
さいごに
いかがでしたか?
愛媛県伯方島には古い歴史を持つ神社と
そこに受け継がれる素晴らしい行事がありました(^^)
子供達も真剣に取り組んでいて、
良い形で受け継がれていますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。